身近にできる自然遊び ③音を聴こう

「室内でできる自然遊び」でスタートしたシリーズも、早くも3回目で、縁側に出てしまいます(汗) 春を感じるものとして、「音」があります。朝の明けるのも、だんだんと早くなってきました。明るくなってくると、鳥たちが鳴き始めます。もう「ケキョッ」とウグイスの声も聞かれます。

今日紹介するのは、そんな音をただ何となく聞く方法ではありません。しっかりと音を感じるために次のような方法をとります。まず、軒先や縁側など、自然の音が聞こえそうな場所に立ちます。座っていてもいいです。

そして目を閉じ、1分間じっと周りの音を数えるのです。鳥は何種類いるでしょう？ 風もそよそよとサワサワでは違う種類です。音が何種類あるか数えるには、指を折るといいです。

「チッチッチ」「ピピピピピ」など、明らかに冬の音とは違います。その賑やかになりつつある自然の音に春を感じます。時間を変えて、昼も夕方もやってみると面白いです。昼頃には空気も柔らかくなるのを感じます。音を聞いているはずなのに、たった1分で、全身で春を感じることができるのです。