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横浜DeNAベイスターズ〜本当に盗塁は必要?!〜

近年、ベイスターズには盗塁が少ないから弱い。盗塁が少ないから勝てない。盗塁をして欲しい、増やしてほしい。
このような意見が多いので私観を交えた、本当にベイスターズに盗塁は必要なのか?と題したコラムです。

1.ベイスターズに盗塁は必要なのか?
結論から言うと、私自身も盗塁は多いに越した事はないので多い方が盗塁出来たほうが良いとは思う。
だが、優勝する為に盗塁が必要かと言われたら極端な話し必要では無いと思う。

そもそも優勝する又は強いチームに盗塁有りとは限らないからだ。
確かに過去10年を見ると、半分以上のチームが盗塁数No. 1と言う現実もある。
それを見ると確かに盗塁数🟰強い又は優勝出来る。と言う仮説もあるが逆に言えば半分近くは盗塁が特別多くなくても頂点に輝いてるのも事実だ。

それに例えばベイスターズの今年のスタメンで盗塁が出来る選手が何人いるのか?
関根、桑原、林くらいで正直多くないのだ。
そもそもベイスターズの本来のストロングポイントとは何か?
そう打力のはずである。
佐野、牧、宮崎とリーグ屈指の破壊力があり本来ならオースティンがいて不調や衰えはあったがソトも加えたら、破壊力はもの凄い打線であるのだ。

だが盗塁を増やせと言う意見は非常に分かる。
よく指摘されているのは、打線の割に得点が少ない。これはまさにその通りだ。
他には盗塁が少ないから相手が警戒せずに相手投手を投げやすくさせているなどだ。
しかしベイスターズの得点が少ないのは盗塁が少ないからなのか?
私はそう思わない。いや、一理ある意見だ。
正確に言うなら盗塁というより走力が大事なのではないか?
そう思っているのだ。

2.ベイスターズの走力
今年よく観たシーンでヒットは出るのにランナーを還せない、又は還って来れずに無得点で終わるのを非常に多く観た。
極めつけは、ヒットが4連打出たのにもかかわらず1点しか取れなかったシーンである。
もちろん、打球の当たりの強さや相手の守備なども考慮しなきゃいけないがそれを加味しても非常にしんどいシーンを何回も観た。

盗塁はリスクがあるし一定以上の走力と技術が必要だが走塁への高い意識は必要だと思っている。

石井琢朗コーチは最初は出来るんだけど、徐々に出来なくなる。継続させる意識づけを徹底させないといけないと言っていた。

三浦監督が就任してからずっと"一つ前の塁を狙う"事を掲げてやってきたが、正直今年の6月以降はあまりそんな意識はあまり感じなかった。
広島や阪神などは2塁にランナーがいればほぼワンヒットで返ってくる。
そのような野球をベイスターズもしたい。
来年はコーチの役割などか多少変わり、どういう変化を見られるのか。
それとも結局、変化が無いのか。
どうなるか見ものである。

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