高校時代に教わった今でも思う深い話

そこのタバコを取って

監督に言われたこの一言。

当時16歳の自分は考える事なく瞬時に反応し僕はタバコを手に取り監督へ渡した。

その時監督に
『そのままではインターハイには行けません』
ただ僕は意味がわからなかった。

指示された事をしただけなのに何故か否定された気持ちになった。

後日同じ質問された先輩の姿を見た時、
タバコ、ライター、灰皿を手に取り監督に渡していた。

その時僕は思った。
監督の問題はタバコを『取って欲しい』ではなく
タバコが『吸いたい』だった事を。

監督が僕に言いたかった事は、あなたは指示された事だけ行う人間になりますか?
それともその動作に付加価値をつけ相手のニーズに応える人間になるか?

そんな気配りが出来る先輩は見事にインターハイに出場した。

今のやりとりは社会へ出た今でも同じシーンは良くある。
相手の問題を解く力。
持っていて損は無い。

あなたはタバコだけ取る人間になりますか?
それとも3ヶ、4ヶプラスに道具を取り
相手の問題解決出来る人間になるか

なりたい自分はどちらですか?

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