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クアラルンプール行ってみた

移住先として人気のあるマレーシア、退職後に短期でも住めるのかを確かめるためにGWにちょっとだけ行ってみた。他の方のnoteを見ていて、私は違う感想を持ったので書いてみる。

他の方のnoteには、
・他民族国家なので視線が気にならない
・英語が話せない人にも優しい
とあったが、私はそう思わなかった。
ホテルの従業員の一部の方や、飲食店の店員の方など、明らかに英語が話せない人には口を利きたくないという意思表示をされたし、他のアジアの国と比べて優しいと感じることはなかった。
優しいという意味では、タイやインドネシアのほうが、英語がちゃんと話せない人ともコミュニケーションをとろうという意思を感じた記憶がある。あくまで個人の感想。

私がマレーシアへの移住はないなと思ったのは3点
・道で寝ている浮浪者がとても多い。人通りが多くても物乞いの方々はいるし、普通のオフィス街でも涼しいところでは寝ているので、女性一人で歩くのはちょっと怖い
・マレーシアの方々の英語は聞き取りやすいわけではないが、聞き取れない相手に対して高圧的な態度に出る人が多い。
・道端や食堂で大人数でつるむ男性集団が多く、無料バスなどで囲まれると怖い
感じ方は人それぞれなので、他の方の感想を否定はしないが、いいことしか書いていない人がいるのもどうなんだと思った次第。

移住がないなと思った一番の理由は、宗教的な問題で気軽にビールが飲めないということではあるのだが、日本よりも多様性があって理解があるとかいうことはないし、バスやプラットフォームに女性専用エリアがあるのは弱い立場であることを強制されているようにも受けとれるし、こんな中年の私であっても、男女の差を必要以上に押し付けてられている感じがした。
遠慮なくじっと見続けてくる現地の男性もいて、これは治安がいいという前評判は本当か?という気持ちにもなった。確かにスリさんは少ないのかもしれない、男性であれば一人旅でも感じるものが違うかもしれない、他の女性ではこんな感想は持たないのかもしれない、それでも私にとっては、リラックスして住めるような場所ではなかったのは事実である。



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