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誰もがライターの資格を持っている

佐藤友美さんの「書く仕事がしたい」

ライターではない自分がこの本を手にしたのは、佐藤友美さんと一度お会いし、ライターさんはどんな視点で仕事に取り組んでいるのだろう?と以前から気になっていたからでした。
気さくに話をしていただいた反面、読ませていただいた著書には熱いものがありました。
ライター佐藤友美さんは、どうなれば出来るのだろう?という純粋な興味から手にしました。

「夢組」と「叶え組」

桜橋直子さんの『世界は「夢組」と「叶え組」で出来ている』
というやりたいことを持っている「夢組」とやりたいことはないけど、それを応援する「叶え組」があると紹介されています。
自分は夢組だと直感で感じ、ではそれを叶えてくれるライターさんを探そうと瞬時に気持ちがシフト。
そう、この本はそんな夢を持った人が、どんな叶え組のライターさんと付き合えばいいかも教えてくれます。

ライターを目指す人が知りたいと思うだろう、マインド、仕事の取り方・繋げ方、実際のライティングについて網羅されている一冊です。
そんなことまで教えてくれるの?と驚くような細かい内容まで。
これはライターを目指す人だけでなく、今既にそのお仕事をされている方も目を通して損はありませんね。
大事な「夢組」であるクライアントについての説明をきっちり書かれているのは、単なるテクニック本ではありません。

ライターではない私にとって一番のヒットはインタビューの方法について。
インタビューの本は今まで色々と読んでたけど、技術的なことが多くって、リアルのインタビューのイメージが掴めませんでした。
それがこの一項目の中に埋まっていました。
そう、視座を示してくれるのですね。
それがわかるから、具体的な方法についての文章が目に入ってくる。

夢を持っていても伝えなければ伝わりません。
自分の言葉をきっちり伝えられるようになれば一番ですが、
それがなかなか叶わないから歯痒い思いをします。

そっか、ライターさんと一緒に作っていけばいいんだ。
それを感じ取れた一冊です。
(いいライターさんを探さなければいけませんが)

そして、ついつい一冊を読み、この本いいよーということでついついBlogの中に本の紹介をしてしまいました。

[CONTENTS]

PROLOGUE

CHAPTER1 書く仕事を知りたい
■Think1 書く仕事にはどんな種類があるのか?
■Think2 ライターに向いている人とはどんな人か?
■Think3 ライターへの道は狭き門か?
■Think4 ライターはどんな生活をしているのか?
■Think5 ライターはどれくらい稼げるのか?

CHAPTER2 デビューするまでのこと
■Think6 ライターになるために必要な準備は?
■Think7 どうすればデビューできるのか?
■Think8 強みはどうつくる? どう売り込む?

CHAPTER3 書く仕事に必要な技術
■Think9 仕事を受けたら、まずやるべきことは?
■Think10 取材準備はどうすればいい?
■Think11 インタビューでは何をどう聞く?
■Think12 平均点をとれる原稿を書くためには?
■Think13 原稿をどう見直す? 炎上を防ぐには?
■Think14 企画はどのように立てるのか?

CHAPTER4 書く仕事に必要なマインド
■Think15 編集者とどう付き合っていく?
■Think16 disコメントにどう向き合うか?
■Think17 スケジュールをどう管理する?
■Think18 稼ぎを増やすにはどうすればいい?

CHAPTER5 とどまらずに伸びていくこと
■Think19 年齢や生活に合った働き方とは?
■Think20 コラムやエッセイの仕事をするには?
■Think21 書く仕事で生きていくとは?

EPILOGUE


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