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夢のあきらめ方

今回の投稿は専門的内容ではありません。

感染症拡大に伴い、航空需要が激減する中、採用活動もストップという渦中に巻き込まれた学生も多く、僕の知り合いや後輩も例外ではありません。

自分とて、明日にもリストラというシナリオは全然ありえるかなと思ったり、そうなったら飛行機を降りるしかありません。

それでも「自分で決断していくから自分の人生」になるのです。

そんな時、友人がボイスメディアでオススメしていた本を、ふと読んでみました。

クランボルツに学ぶ夢のあきらめ方

ボルツマン

タイトルがキャッチーですよね。

そして著者は海老原嗣生さんではありませんか。

僕がよく新社会人の後輩にオススメしている書籍

仕事をしたつもり

の著者です。海老原さんの本はとにかく読みやすいです。
今回もたった160ページの中に、夢半ばの人、夢が叶ったと思ったのに燻っている人、人生の目的を見出せずに淡々と日々は過ごしているけど変わりたい人、へ向けてのエールが詰まった本となっています。

僕も1時間くらいで読めてしまったので、手にとってみて下さい。

内容

夢を諦めましょう。という話ではありません。

「むしろ夢なんてそもそも叶うものではない。なぜなら、変化していくのが夢だからだ。」という要旨です。

中でも僕がいいなと思った言葉は、

・夢は人生折々の旬だ。旬に応じてそれぞれの花が咲くと豊かな人生が送れる。

人生を何かに例えた言葉は無限にありますが、これはぴったりだと思いました。

他にもメモの箇条書きを見ると

・偶然周りにいた人が花を咲かせるための夢の種となってくれるので、偶然の出会いを計画的に増やしていきましょう。

・依頼されて何かをする機会はあなたの能力を活かせると相手も思っているので積極的に挑戦すると一段成長できる。

・スティーブ・ジョブズですら、振返れば点は繋がり線になっていると言うように、初めから未来が分かっている訳ではなく、目の前のことに全力を出せるかどうか。

・納得するまでやりきってこそ、夢は消化・代謝出来るので、納得して次に進める。

・自分の知らない夢はそこかしこにあり、今の自分はほんの一部の夢しか知らない。

この辺りが響いたようです。それぞれの置かれた立場で何が響くかは変わるとは思いますが、何かポジティブに前をむくためのヒントにはなるかと思います。

アクションプラン

本って読むだけではただの読了感。

これを最近エアラインの就活や訓練が止まった後輩に転用すると、

先の見えない感染症のためにわざわざ就活浪人するくらいなら、興味がある世界に飛び込んでみるとか、「そこかしこ」にあるはずの夢を見つけるための行動こそがいい変化の起点になるかと思います。

学生時代の自分なら、こういう押し付けるような文章を書くおじさんが嫌いだったりするんですけどね。だって諦められないんですよ飛ぶことを。僕も空を目指して努力した人間なので、そもそもの門を閉じられる苦しさは震災の時期だったので良くわかります。だからこそ、自分のコントロールできることに優先順位をつけて向き合っていくしか今は出来ません。

何度も書きますが、それでも「自分で決断していくから自分の人生」になるのです。

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