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航空情報収集のソースの話

何事も一次情報、経験や体験に勝るものはない。

ネットの情報は三次、四次情報なので誰かのポジショントークが必ず入っているので片耳で聞くべき。

といったような事をずっと書いてましたが、今でもそのスタンスは変わりません。
もちろん僕が書く文章ですら二次情報以下であるのは否定できません。

今回は情報ソースのお話。日々進歩する航空業界の話は、残念ながら日本が先進を行くことはなく、海の向こうの話が殆どです。となると、実際に足を運んで現場の人から2次情報を聞くことすら難しく、誰かが行った取材文を眺めるしか、基本的には無理です。特にこのコロナ禍では現地・現場の人の話を聞くことが、毎月海外にいっている僕のような仕事の人間でも難しくなりました。

となると情報源はネットがメインになってきます。真贋を見極める能力はこのネット時代において極めて重要です。

僕がよく見ている航空情報の中でも幾つかコメントをつけてご紹介致しますので参考になればと思います。

情報ソース

・REUTERS
https://jp.reuters.com/
イギリス本社の海外ニュース機関です。ロイター通信って言葉を聞いたことあるかと思いますがそのロイターです。
いきなり英語ソースですが、英語の方がソースが多いんです。当たり前ですが、日本語の話者って1億人少々ですが、英語の話者って5億人超えてるので、単純に数倍の情報がありますから、メインは英語にすべきです。

・CNN
https://cnn.com
イギリスの次はアメリカです。航空ニュースはもとより、世界中のニュースが網羅されています。子供向けのstudent news動画なんかは英語のリスニングの初級編としてはもってこいです。
そうそう、日本以外のソースって忖度が無くていいですよね。具体例は控えますが、日本の不祥事のニュースって海外メディアの方が公平に報道している印象です。

・FLIGHT GLOBAL
https://www.flightglobal.com/
マニアックである。
そして「優良な記事は有料」の典型例。
無料で見たければ見出しだけは見れるので、見出しで検索すれば他の媒体で同様の内容の記事が読めたりします。ただし、フライトグローバルの優秀なライターの文ではなくなってしまうのが惜しい。

・Bloomberg
https://www.bloomberg.com
次にアメリカはNYから。ブルームバーグといえば有名な金融情報。金融情報ってファクトベースのものが多いので決算書の数字とかはある程度事実に近いと考えていいのではないでしょうか。王手航空会社の採用人数などもファクトだと思います。

・Aviator aero
https://newsroom.aviator.aero/
記事の数は多くないけど一番おしゃれなサイトで自分がブログをちゃんと有料サーバーを契約したらこんなデザインにしたいなと。(関係なくてすいません)

・Aviation wire
https://www.aviationwire.jp/

航空専門だけあって国内の取材記事は翌日には出ています。海外の記事に関してはTwitterで読んでから1,2日後に翻訳が出るようなので国内の航空ニュースを収集するのにオススメです。

9.23追記
尊敬する高城剛さんのメルマガでこのような記事がありました。

適宜更新される「メディア・バイアスチャート」がありまして(https://www.adfontesmedia.com/static-mbc/?utm_source=HomePage_StaticMBC_Button&utm_medium=OnWebSite_Button)、これをみればお分かりになるように、BBCやロイターは、極めて中立的な姿勢をとっていますので、まずはここから物事を見るようにしています。
また、ニューヨーク・タイムズは、「一般的には左寄り」と言われていますが、実はかつて「ヘラルドトリビューン」を買収した経緯から国際版の編集部は欧州(パリ本部)にあり、US版と編集方針が異なります。
ですので、WEBで閲覧する場合も、必ず「国際版」のページから見ていますが、年々独自色が薄くなっているのが、少し気がかりですかね。

「Future Report」Vol.535

僕はNY timesはそこまで信用してませんが、ロイターとBBCはやはり中立的かと思います。


以上、他にもオススメTwitter公式アカウント、なども追記していこうと思います。

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