見出し画像

「お金」と「才能」、神様からの課題とは。

2020/11/17 読書記録no.13『夢をかなえるゾウ2 ーガネーシャと貧乏神ー』水野敬也

今日、読み終わりました。
記憶が鮮明なうちに、記録としてまとめていきたいと思います。

この本は、本当に大好きです。
ガネーシャの底抜けに明るいキャラクターと、
度々出てくる名言の数々。本当に刺さるんです。グサグサと。

名言も含めて、今日はしっかり書いていきます。


本について。

概要
『夢をかなえるゾウ』とは、
日本の男性作家・水野敬也の著作による書籍である。
飛鳥新社より2007年8月29日に刊行。
2012年に第2弾『夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神』、
2014年に第3弾『夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え』
が発売されている。
テレビドラマ版
2008年10月2日に、日本テレビ系列で単発ドラマ版が放送された。
主演は小栗旬が務め、視聴率は8.1%を記録した。
また同じく10月2日から12月25日までバリューナイト木曜に新設された
木曜ナイトドラマ枠にて、連続ドラマ版が放送された。
連続ドラマ版の内容は小栗主演版と直結しており、
水川あさみはこのドラマで初主演を務める。
単発版、連続版ともに、制作は読売テレビが担当。

単発ドラマ「男の成功篇」キャスト
野上耕平 (26) - 小栗旬
ガネーシャ - 古田新太

連続ドラマ「女の幸せ篇」キャスト(連ドラ)
星野あすか(25,10月2日生まれ) - 水川あさみ
ガネーシャ - 古田新太
野上耕平 (29) - 小栗旬 ※第1話特別出演

いや、古田さんおるやん。
もう面白いやつやん。今度、見てみたいと思います!

裏表紙のあらすじ
万年売れないお笑い芸人、西野勤太郎のもとにガネーシャが降臨!
「ワシとコンビ組もうや」。
しかも居候が貧乏神の金無幸子……て何それ?
今作のテーマは「お金」と「才能」。
夢に向かって挑戦しても才能がなかったら生活はどうなる?
そもそも夢って必要なもの?
笑って泣けるタメになる自己改革小説、第2弾!


神様からの課題。

『夢をかなえるゾウ2』には、3人の神様が登場します。
(神様って、1人2人って数えるのかな。
ま、細かいことは置いておいて。笑)

その3人の神様からの課題が本編に記されていたので、
ここにまとめておきます。

◾️ガネーシャからの課題
図書館に行く
人の意見を聞いて直す
締め切りを作る
失敗を笑い話にして人に話す
優先順位の一位を決める
やりたいことをやる
◾️貧乏神からの課題
楽しみを後に取っておく訓練をする
プレゼントをする
他の人が気づいていない長所を褒める
店員を喜ばせる
自分が困っているときに、困っている人を助ける
欲しいものを口に出す
日常に楽しさを見出す
◾️釈迦からの課題
自分と同じ苦しみを持つ人を想像する


刺さりまくる言葉。

この本はですね、名言がありすぎるんです。
すごい数になると思いますが、
時間に余裕のある方は、どうぞお付き合いください。笑

最終的に成長する人間というのは、
「自分に才能がない」という「不安」を持っている人間。
そういう人が、人の意見に耳を傾けて試行錯誤していくことで、
最初の頃には想像もできなかったような成長を遂げる。
才能がないと嘆くのではなく、才能がないからこそ、人の意見が聞ける。
そう考えれば、新しい道が拓けるかも。
自分の欲求を口に出すと、他人の欲求とぶつかります。
いい人でいられなくなります。でも、そうやって欲求をぶつけながら、
それでもお互いが喜べる道を見つけていくこと。
それが成功するための秘訣。
何かを手に入れるということは、何かを手放すということです。
そして何かを手放す覚悟のない人が、成功することはありません。
お金持ちになるか、貧乏のままでいるか、それはが決める。
心が変わって、行動が変わって、その結果が世界に反映されます。
人は何かに憧れる理由は、蜜やかな悲しみを「知らない」から。
でも、だからこそ人は「憧れ」を目指すべき。
自分も知らない場所は、思いもよらなかった色んな経験をさせてくれる。
つまり、そこは自分が一番成長できる場所。
だから憧れる場所に飛び込んで、ぎょうさん経験して成長した人間が、
自分にとって一番向いていることを見つけた時、
自分にとっても、お客さんにとっても、
最高の状態を生み出すことができる。
「やりたいことをやりなさい」
自分の才能に不安を持って悩んでいたことも、
出口が見えなくて苦しんでいた日々も、
全部、これからの仕事で生きてきますから。
お金で帰る喜びは全てー 
素敵な服も、美味しい料理も、優雅な部屋も、豪華な旅行も、
他人が作ったものです。
でも、どんなに辛い状況でも、それを楽しもうとする気持ちさえあれば、
人は自らの手で喜びを作り出すことができます。
お金がなくても、人は幸せになることができるのです。
自分らの言う才能ってなに?それは、たまたま今の時代を生きている、
たくさんの人から認められたと言うだけ。
自分らは、
たくさんの人を喜ばすことだけを「成功」と思っているみたいだけど、
たった1人の人間をたくさん喜ばすことも「成功」なんやで。


読み終わって。

書かれていることは、決してすごいことではないかと思います。
今まで聞いたことはあることばかりです。

でも、ガネーシャの口から聴こえてくる言葉は、
何だか別物に聞こえてくる気がします。
本当に、目の前にガネーシャがいるんじゃないか、と思ってしまうほど、
説得力があるんですよね、不思議と。

神様同士のコミカルな言葉のキャッチボールに笑って、
主人公に感情移入して泣きそうになってしまって、
また、繰り広げられる名言にウルっと涙してしまったりして。

感情が忙しくなります。笑

普通の文庫本よりも少しだけ分厚いのですが、
テンポよく展開が進んでいくので、あっという間に読み終わります。


この本を読み終えて思ったこと。
それは、「丁寧に」生活していこうということ。

上記にまとめた「神様からの課題」を心に留めて、
丁寧に、ゆっくりと、でもしっかりと歩いて、
毎日を過ごしていこうと思いました。

さて、皆さんはどうですか?

どこからか、「ぎゃははははははは!!!」と楽しい声が聞こえてきたら、
それはもしかしたら、ガネーシャかもしれません。

私の隣には、どんな神様がいるのかな。
そして、あなたの隣には、どんな神様がいますか?

これからの未来は、自分の「心」次第。どんな未来を迎えにいこうか。


おりょう☺︎

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?