より◯◯らしく、より自由に生きていくための選択。
2021/6/5 芸能記録no.43
「いきものがかり、山下穂尊さんが脱退を発表」
6月2日、いきものがかりから山下さんが脱退をするという、
ニュースが届きました。
正直、驚きましたが、山下さんを送り出す、
吉岡さんと水野さんの気持ちがとても前向きで素敵なものだったので、
今日はこのことについて書いていきたいと思います。
山下さんは、今夏をめどに脱退する、とのことでした。
表舞台に立つ芸能活動からは離れて、
作曲や執筆などの創作活動をはじめとする新たな道に進まれるそうです。
私の好きな「いきものがかり」
今、思い返してみると、
私はいきものがかりさんの曲を結構聞いていたんだな、と気づきました。
カラオケで歌うのが好きだったのは、「茜色の約束」。
オレンジ色の風船が物語を繋いでいくMVが好きで、
映像が温かくて、歌詞や音楽のテンポ、
全てがお気に入りで、あまりカラオケって行くことないけど、
数少ないカラオケ数で、結構な確率で、この曲を歌うので、
私の友人は、1回は聞かせてしまったことがあると思います。
（下手なのに、聞いてくれてありがとう。笑）
あとは、「青春ライン」「ブルーバード」の2曲。
この曲は、おそらく小学校・中学校のどちらかで、
運動会の時にダンスで使われていた記憶があります。
あと、もう1曲。「笑顔」この曲には、本当に沢山元気をもらいました。これを聞くだけで、空を見上げることができました。
そう考えると、私の過去には、
「いきものがかり」の曲は浸透していたんですね。
前向きなエールが素敵でした。
もともと、水野さんと山下さんが小学一年生出会って、
クラスで「生き物係」をしていたそうですね。
その後、2人の同級生の妹さんだった吉岡さんが入られて、
「いきものがかり」が結成された、と。
20年くらい一緒にいて、
もう家族同然のような近しい存在で、
そのメンバーが新しいことに挑戦するために脱退という決断をしたこと、
きっと色々と、お互いが、悩んだことと思いますが、
心からエールを送り、山下さんを応援している、
その吉岡さんと水野さんの想いが素敵だと思います。
それぞれのコメントがこちら。
山下さんのコメント（脱退理由など）
それぞれの人生の行く先を考える年齢になってきました。
ひとりひとりが、どうこれからを生きていくのか。
少しわがままかもしれませんが、自分自身に正直にならざるを得ない時期を迎えています。放牧（活動休止）をしてみたり、独立をしてみたり、
紆余曲折の旅を続ける中で、音楽やグループに向ける気持ちが、
少しずつ違うものになってきたことを感じていました。
いきものがかりの活動や芸能の世界とは違う場所で、
自分の人生を自由に模索してみたい。表舞台に立つ仕事とは、
違う道に進むことも幸せなのではないか、という思いが強くなっていった。
コロナ禍で、話し合いの答えを出せないまま、
区切りをつけるのが難しい日々を経て、別々の道を歩むことも、
それぞれの人生を前に進めるためにはありえる選択ではないかと決断した。40代を目前に差しかかり、自分の人生を、経験を、
これからどうして行くべきか。我儘とはもちろん理解していながら、
話し合いを重ねて、メンバーそしてスタッフの皆さんも
最後はあたたかく背中を押してくれるとの事でした。
そちらも感謝しかありません。個人的なことですが、
元々人前に出ることが苦手な性格の自分が、このように長きにわたって
皆様に支えられながら歩いてこれたことには重ね重ね感謝しております。
これからは自分ともう一度向き合いながら歩いて行きたいと思います。
表に立つことからは退きますが、創作活動などは引き続き、
行っていきたいと考えております。何がこれから生まれていくか、
どうかあたたかい目で見守って頂けたら幸いです。スタッフ、
関係者の皆様、そして何よりもとてもとても長い間
応援して頂いたファンの皆様、本当にありがとうございました。
また一つ、成長したいと思います。
リーダーの水野さんのコメント
6歳のときに出会って、友達になって、メンバーになって。
18歳のときに近所の公民館のベンチで穂尊と
「こんなことできたらいいよなぁ」って企んだことは、ほぼぜんぶ叶って。今、38歳になって、振り返れば「楽しかったな」と言えてるんだから、
俺たちは幸せだったんじゃないかなと思います。
最高だったよな、ほんとに。信じられないよ。
これから、久しぶりに俺らは別々のことをするんだから、精一杯楽しもう。ありがとう。これからもよろしく。
吉岡さんのコメント（全文）
ファンの皆様、いつも応援してくださる皆様、
突然のことで驚かせてしまい申し訳ありません。
学生時代から、気付けばもう22年間、
いきものがかりを３人でやってきたんだなぁと実感しています。
3人でいることが当たり前の日々でした。今回の発表に至るまでには、
3人で何度も膝を突き合わせてたくさん話をしてきました。
今回の山下の決心は、“山下穂尊が、より山下穂尊らしく”、
より自由に生きていくための選択だと思っています。
彼は表舞台からは退く決断をしましたが、
昔から時間があればバックパッカーとして海外に旅に出たり、
アウトドアの世界に没頭したり、音楽だけでなく様々な分野に、
興味を持ってきた多才な人間です。そんな彼の世界が、
これからさらに大きく豊かに広がっていくことを信じていますし、
これからも互いに切磋琢磨しエールを送り合える仲間でいたいと思います。
皆様、どうかグループから旅立つ山下穂尊を、
温かく見守って頂けたら幸いです。新しい「いきものがかり」も、
より一層輝けるように、吉岡・水野で力を合わせて、精進して参ります。
引き続き山下穂尊を、そして「いきものがかり」を、
どうぞよろしくお願いいたします。ほっち、いつも穏やかな優しさで、
いきものがかりを支えてきてくれて、本当にありがとう！
これからもどうぞよろしくね！
より自由に生きていくための選択。
人って、どうしても現状維持をしたくなる生き物ですが、
こうやって、40歳を目前にして新たなことに挑戦する姿勢は、
本当に素晴らしいと思いました。
改めて、挑戦することに年齢なんて関係ないのだと。
今の私は24歳で、今もなお、もう24歳？！って気持ちが大きいですが、
これから生きていく時間を考えると、もちろん今が1番若いわけで、
そりゃ、今やらなきゃいけないでしょ！って高まるし、
逆に、今しないと勿体ないような気持ちにもなるんです。
そして、大きく決断した山下さんの想いを受け取って、
背中を押すことを決めた、吉岡さんと水野さん。
お互いが信頼していて、「頑張れよ」って、「これからもよろしくね」ってそんな関係性が、素敵だな、って思いました。
これから3人は、ラストライブを控えているそうです。
6月10・11日の横浜アリーナ公演2days。
山下離脱後は、水野良樹（Gt）と吉岡聖恵（Vo）の2人で活動を継続する、とのことでした。
グループって、難しいことばかりだと思うけど、
3人それぞれの活躍を楽しみにしています。
（グループってなると、どうしても「嵐」が頭に浮かびます。
大野くん、元気かな。自由になれているかな。笑ってるといいな。
でも、その一方で、当時の大野くんは、
いろんな意味で、”自由”じゃなかったんだろうなって思います。
戻ってきてくれたら嬉しいけど、元気であれば、それでいいや。）
おりょう☺︎
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