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外から見た、日本の細やかさ。

2021/12/25 芸能記録no.68「世界一受けたい授業」

先ほど放送されていた「世界一受けたい授業」
仕事から帰ってきてからだったので途中からでしたが、今日は「海外の方から見た日本の凄いところ」を紹介するという内容でした。

ルース・マリー・ジャーマンさんが講師を務めた、今回の授業。コンサルタントとして、日本と海外の架け橋として幅広く活躍している方でした。笑顔が可愛らしくて、とてもキュートな方でしたね!


日本の凄いところ

さてさて本題に移りますが、ルースさんがご紹介した日本の凄いところはこちら。

第5位から見始めましたが、順位を決めるのが難しいくらいそれぞれに日本の良さや素晴らしさが詰まっていました。

その中でも特に、この思いやりは凄いなぁ…と思ったのはやはり一位のバリアフリー。

この項目で、「5分で着られる着物」が登場しました。後ろ開きの構造になっていて、障害があっても、車椅子に乗っていても、誰でも着物を楽しむことができるんです。健常者でもただでさえ着物を着るだけで大変なのに、5分で簡単に着られるなんて素敵だと思いました。

成人式やハレノヒには、着物が着たくなります。そして、日本に観光に来られた海外の方だって、日本伝統の装いがしたいはず。

本来であれば大変な作業でも、健常者でもそうじゃない人も、こうして手軽にファッションとして楽しめるなんて素敵だなぁと思いましたね。


果たして、本当にそうなのか?

点字ブロックやカーブミラーも日本初のもののようで、海外の方はとても驚かれるそうです。浅草には景観を邪魔しないように本殿へのエレベーターがあったり、私の知らなかったことが沢山ありました。

しかし、東京オリンピック・パラリンピックが開催されているとき、「日本のバリアフリーは遅れている」とどこかで聞いた記憶があります。

バリアフリーが浸透しているのは都会だけだったり、その一方で地方ではまだ整備が整っていなかったり。

海外の方は「日本は、進んでいる」と思っていて、それだけ素晴らしい環境が整っているのに、日本に住む日本人は「遅れている、全くダメだ」と言ってる。

なんか、少しだけ悲しいことだなって思いました。

日本人ならではの思いやりや優しさがそこにあるのに、「遅れている、ダメだ」とネガティブな意見に翻弄されて、本来の良さが掻き消されている気がしてなりません。

もちろん、ダメだという言葉の先には「もっとできる、もっとやれることがある」というポジティブな気持ちが隠れているとは思いますが、まずは私たち日本人がこの環境に対して、「これ良いよね、あれ素敵だよね」って認めることが大切なのかな、と。

今回の放送を見るまでは、私自身もバリアフリーに対しては海外と比べて遅れていると思っていました。なんの根拠もないし、なんとなくですが、色んな人種の方がいる海外の方が整っているイメージだったんです。

でも、その海外に住む人たちが日本の凄いところとして一位に「バリアフリー」をあげている。

これが全てなんじゃないかな。

日本の環境は凄い。日本人の思いやり精神は、素晴らしい。そうやって日本人がちゃんと日本を褒めていくスタイルが浸透すれば、もっともっと良いものが生まれるのではないかと思いましたね。


灯台下暗し。

外から見てもらうことで、内の良さに気づけることは沢山あります。今回改めて、日本の素敵なところを教えてもらいました。

やっぱり、いい。私たちが暮らす日本という国。


おりょう☺︎

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