生きとし生けるもの、頂いた命を余すことなく美味しくいただく。

2021/4/28 ドラマ記録no.34「グランメゾン東京」

ドラマについて。

『グランメゾン★東京』は、
TBS系「日曜劇場」枠で2019年10月に放送されていたテレビドラマ。
主演は木村拓哉さん。これまた、良きなんです。

なんなんですかね、キムタクってずっとカッコいいですよね。
爽やかさとか、青年の時期もカッコよかったけど、
今は、ダンディーというか、かっこいい。
あまりハマったことはないけど、いつ見てもかっこいいのは強い。笑

番組公式サイトにおけるキャッチコピーは「自分だけの星を掴め。」

料理に込める熱意が、すごい。

とにかく、料理に対する熱意が凄すぎて、圧倒されます。

私は食べるのが好きだからか、
自分があまりちゃんとしたものを作れないからか、
料理ドラマを見るのが、結構好きです。

これまで沢山の料理ドラマを見てきたけど、
上位に来るくらい、出てくる料理が全て美味しそうで、たまらない。

フレンチって、もはや芸術。
それなのに、意外な日本の食材と合わさって、
もう、凄いものがどんどん出来上がっていく様子が、本当に美しいです。
見ているだけなのに、とても楽しい。

料理ドラマだけど、ヒューマンドラマな面もあって、
オトナの恋愛模様が描かれていて、それも素敵です。

名言集。

フランス料理は、元々宮廷料理だからね。
見た目の派手さとか、複雑な調理法とかが好まれるでしょ？
でも、日本は食材のレベルもすごく高いから、
素材の美味しさを生かしたシンプルな料理が好まれる。

この店はきっと東京、いや世界のフレンチを変える。
世界中の人たちが集まってきて感動する。
俺が運んだ料理を食べた瞬間、お客様の人生が変わる。
そんな光景を見られるんじゃないかって思ったんだ。

私だって人間です。
美味しい料理を食べれば、心が動かされることだったあるんです。

生きとし生けるもの、いただいた命を余すことなく美味しくいただく。
そのために料理人がいるんだって。

自分の家族や店の仲間を幸せにできないような人が、
お客さんを幸せにできるわけありませんよ。

才能なんていうものは、誰にもわからないよ最初は。

料理っていうのはさ、
みんな自分に才能があるのかどうか分からない所から始まる。
でも、努力して腕をあげればあげるほど、
自分の才能ってやつに気づいちゃうんだけどね。

一流のシェフはね、レシピが外に出ることは気にしないんだよ。
自分がそれを1番美味しくできる自信があるから。

人は老いる。料理を続けていく理由も変わっていくんだ。

ほとんどの料理人は、料理が主役で、ワインが脇役だと思ってる。
でも、美味しいワインにはもっと敬意を払うべきなのよ。
ワインだって同じ料理なんだから。

自分のベストを越えられなくなってる。
もう一度、経験したくないか？あの興奮を。

私たちの仕事は、料理を運んで、お客様に喜んでいただく地道な仕事です。だけど、政治家のように世の中を変える力を秘めています。
芸術家やアーティストのように、感動を生み出すことだってできるし、
医師や弁護士のように人を救うことだってできる。
素晴らしい仕事だと思っています。

このドラマは、本当に色んな人に見て欲しいです。

何かに無我夢中になることとか、
仕事に誇りを持つこととか、
人を喜ばせることに一生懸命になることとか、
そういうものを伝えてくれている気がします。

もう2年前のドラマだなんて信じられないくらい、
ドラマの内容は鮮明に覚えています。

見たことない人は、ぜひ。

おりょう☺︎

日曜劇場『グランメゾン東京』