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「好きなリレーだと、結果が出る」

2020/10/3 芸能記録no.9「水泳・池江璃花子選手の快進撃」

これが芸能に当てはまるのか分かりませんが、
ニュースを見ていて、その力強い姿にいつも励まされているので、
今日はそのことについてまとめていきたいと思います。


日本学生選手権。

10月2日、日本学生選手権が東京で行われました。
その大会で、池江選手は代役で400メートルリレーの予選に
第3泳者で登場しました。
出場予定のメンバーが9月30日に体調不良となって、急遽出場。
第2泳者の選手から2番でバトンをもらい、
リレーしてその順位をキープしたままアンカーの選手へ。
引き継ぎで56秒19を出して、トップを走る東洋大との差を
0秒43縮めました。日本大学(山本、持田、池江、小堀)は
3分45秒69の全体2位で予選突破しました。
体調不良のチームメートが欠場したことによる緊急出場でしたが、
大きな泳ぎで先行するチームとの差を縮めました。
決勝へ進んだ日本大学は、第3位と言う結果を残しています。

池江は「57秒台が出るといいと思っていたが、56秒1台が出てびっくり。
リレーが好きだし、リレーだと結果が出るなと感じました。
急なことだったけど、100メートルのレースを経験しておけたことは
今後につながると思う。」とコメントしています。

体力的には回復途上で「100メートルは練習していない」といいます。
上野広治監督は「無理はさせられない」と
決勝メンバーから池江を外しましたが、
「プロが見れば良い泳ぎをしている。一つの自信になると思う。」と
ねぎらっています。


印象的だった言葉。

同じ大会で、50メートル自由形決勝に出場して、25秒62を記録。
見事、4位に。

そのレース終了後に発した言葉、
「思ったより早いタイムで驚き。自己ベストまでは1秒あるけど、
“第2の人生”として自己ベストを出した満足感はある。」

闘病生活を終えて、水泳界に戻ってきてくれた池江選手。
白血病になって、一度「死」と隣り合わせになった経験があるからこそ、
”第2の人生”という言葉が出てくるのかな、と思います。

この言葉に、すごく重みを感じました。

闘病生活を経て、1年7カ月ぶりの復帰戦となった
8月29日の東京都特別水泳大会。
この大会では、26秒32を記録していました。
10月2日の予選では復帰後のベストを更新する25秒87をマーク、
参加40選手中6位で決勝進出しました。
そして、決勝ではそのタイムをさらに0秒25も縮めて、
この1カ月での成長を結果で裏付けた形になっています。
8月の復帰戦では、「正直、復帰戦の試合前は不安の方が大きかった。
自分が細い体で闘病する前とは違う感じの自分を見せるのが、
ちょっと恥ずかしさもあった」と告白。
ただ、今回のレース前は充実していた様子で
「楽しみの方が強くて、自信もすごくあった。
全体的にポジティブな試合になった」と振り返っています。
「自分だと正直あまり分からないところがあるけど、
周囲から前回会ったときより体格変わったねとか、
肩まわりの筋肉がついたねと言われることは多かったので、
自分が分からないところで筋力はついていると思う」と
手応えを口にしています。


水に戻った、ヒロインの姿。

白血病の診断を受けて、
わずか594日後に復帰レースで目標値を大きく上回った池江選手。

私は白血病になったことはないし、
むしろ命に関わるような大病になった経験は一度もない。
そんな健康そのものの私が想像できるわけないけど、
きっと辛くて、苦しくて、逃げ出したくなるような日々を
精一杯、精一杯生きてきたのだと思います。

その強すぎる精神力と、並並ならぬ努力は、
いろんな人から本当に心から称賛されているし、
私のように、勇気や感動をもらって励まされている人も、
きっとたくさんいらっしゃるかと思います。

最近は、コロナウイルスの影響で暗いニュースが多かったけど、
この池江選手の素晴らしい快進撃は、
明るく、前向きなニュースになったこと間違いないでしょう。


この池江選手の姿から、
私は「好きなことなら、諦めずに、本気で、やり続けること」の重要さを、
改めて強く突きつけられた気がします。

どんなに困難なことでも、
どんなに暗い未来が見えていようとも、
それでも精一杯努力をして、自分を信じ、一途にやり続ければ、
きっと神様は見てくれているんだと。

休みの日は、どうしてもダラダラと過ごしてしまいます。
仕事が終わったら、終わったことへの開放感で、
また時間も関係なくダラダラとしてしまうし。
ダメだと思っていながらも、なぜかやめられないんです。
でも、そんな自分に喝を入れて、しっかりと座りなおしたいと思います。

自分の気持ちを変えられるのは、自分だけ。

10月に入ったことだし、
今年もあと3ヶ月しかないことだし、
とりあえず、この3ヶ月は自分を奮い立たせてみます。ゆるく、頑張る。


おりょう☺︎










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