インドで5億人の女性を救った!英雄の実話映画「パットマン」
2021/11/13 芸能記録no.63「世界一受けたい授業」
先程放送されていた、世界一受けたい授業。前半はダイエット本の解説で、後半は実写映画化されたインドの男性の物語でした。
このインドの男性は、女性が使う生理用ナプキンを作った方だったんです。
男性がナプキンを?と私も思いましたが、妻や妹たち、女性が抱える苦しみに対して、どうにかしてあげたいという強い信念が素晴らしいと思いました。
今日は、放送を聞いて私が感じたことをまとめていきます。
助けてあげたいの一心で。
手作りの機械でインド国内に安い生理用品を普及させ、
多くの女性たちを救った男性の実話映画『パッドマン』
この映画の元となったご本人が、インドから特別出演されていました。その方は、アルナーチャラム・ムルガナンダムさん。
村中を敵にまわして、妻とも別居することになり、そんなムルガナンダム先生がどうやって英雄になったのか?
再現ドラマも含めて、とても分かりやすい説明があったので、尚更その思いの強さが伝わってきました。
番組の中で説明がありましたが、インドの女性にとってナプキンってとても高価なものだそうです。ナプキンを買えるのは富裕層だけで、貧しい人たちは布や葉っぱ、灰を固めたものなどを使用していると。
女性は生理についての知識もなく、女性同士で生理について話をすることもなく、男女の中で話題にするのはタブーになるので、感染症にかかる女性もとても多かったとか。
そして、生理期間中“汚らわしい・宗教的な理由”で女性は家に入ることが許されず、隔離部屋に1週間閉じ込められることが普通でした。1ヶ月の内5日間、それが12ヶ月、約60日は隔離される。60日ってほぼ2ヶ月ですよね。一年のうち2ヶ月、部屋に閉じ込められる。
そんな女性達の姿を見て、どうにかしたい!と立ち上がったのがムルガナンダムさんでした。
綿を入手して、馬の血を実際に使って、歩いたり飛んだり自転車に乗ったり、男性が女性の気持ちを理解しようと何度も実験を繰り返す姿は、言葉になりませんでした。
そして、試行錯誤を繰り返した結果、ナプキンが完成します。
世界中から注目されて、番組の中であるプレゼンが放送されていました。その言葉がとても心に刺さったんです。
男性はずるい。男性には1年12ヶ月もあるのに、なんで女性には10か月しかないんだ!
女性が強くなる。そして国が強くなる。
言葉は多少違いますが、男性がこの言葉を言うことで説得力が増すと感じました。女性が強くなれば、国が強くなる。この言葉に集約されている気がしました。
映画『パットマン』が見たい
ムルガナンダムさんが行ったこと、女性達のために奮闘した記録が実写化された映画『パットマン』
ぜひ見てみたいと思いました。
生理って、正直とてもキツいです。
私はどちらかというと生理痛はそこまで酷いタイプではないのですが、3回に一回くらい酷い時があります。お腹の痛みはもちろん、眠気や頭痛、体のだるさ、朝ベッドから起き上がれない日もたまにあります。
そして、仕事中ドロっと経血が出るあの何とも言えない気持ち悪い感覚。すみません、リアルで…。笑
生理中はもちろんナプキンを着用しているのですが、これが布や葉っぱに置き換えられるなんて考えられないです。普通のナプキンですら、ズレたり寄れたりかぶれたりするのに。
さらに精神的に不安定になる期間中、家ではなく隔離部屋に閉じ込められるなんて。
日本でさえ、理解してくれない会社や男性が多い、なんなら女性でも生理痛について理解してくれない人も多いと聞いたことがあります。もちろん、理解してくれる男性もいらっしゃると思いますが、当時のインドでは話題に出すこと自体タブーで、そんな環境ではなかった。
そんな状況で力を注いだムルガナンダムさんの勇姿を見たいと心から思いました。
アマプラで見れるかな。調べてみようと思います。
気になる方はぜひ。
女性だけではなく、なんなら男性の方に。
おりょう☺︎
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