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【ゲーミングチェア】こだわりが細かすぎて伝わらない

 こんにちは、コンティークスです!
今回はコンティークスのチェアはどのようなこだわりが込められているのかご紹介していきたいと思います。
タイトルではいきなり自社の商品を批判しているように見えますが、これが本当のことなんです・・・

まずは比較的わかりやすい特徴について

 まず最初に、みなさんに比較的気づいて貰いやすい特徴をいくつかご紹介したいと思います。

フラットな座面&モールドウレタンを使用

 コンティークスの座面は全てフラットなものを使用しています。
元来、ゲーミングチェアはレーシングシートからの派生であり、その流れを汲んだゲーミングチェアでもバケットタイプになっていることがあります。
そうなると、ももの裏が圧迫され、血流が悪くなり長時間の使用に不快感を覚えることも・・・
それを防ぐためにコンティークスではフラットな座面を採用しています。

(例)アイガーの座面構造

 また、お気づきの方もいるかと思いますが、座面にスリットが入っています。
これは、坐骨や尾てい骨などの出っ張った骨が、座面に当たることにより生じる不快感を軽減するために考案された機能になります。

日本人の体形に合わせたチェアのサイズ設計

 他社さんのゲーミングチェアと比べると、弊社のチェアは少し小ぶりな印象を持っている方もいらっしゃるかと思います。
これは、日本人の体形や生活環境を分析し、独自でフレームから設計しているためです。
座面の高さで言うと、海外では部屋の中で靴を履いたまま生活する風習が減ってきているようですが、まだまだ健在しているようです。
靴を履いたままとなるとその分床に脚が着きやすくなるので、座面の高さが少し高めでも問題ないかと思います。
しかし、日本では靴を脱いで生活する人がほとんどだと思いますので、外国人向けに作られたチェアをそのまま使用すると、座面に脚が着かない可能性もでてきます。
現在では、日本人向けに座面の高さを設定しているメーカーさんも増えてきているので、ゲーミングチェア市場では主流と言えるかもしれません。

女性でも床に脚が届きやすい設計

説明されないと気付かない特徴について


 ここからが、この投稿の本命と言っても過言ではありません。
私はこういう仕事柄、様々なメーカーさんのチェアに座ってきました。
そんな経験を基に弊社の「これ説明されないと気付かないじゃん」というような細かなこだわりについてご説明しようと思います。

左右で「ギア」と「スプリング」が独立しているリクライニング金具

気付く難易度 ★★★★☆

 これは僕が一番みなさんに知ってもらいたい特徴になります。
リクライニング金具には、背もたれの角度を調節する機能を持つ「ギア」と背もたれの角度を保ったり、戻したりする機能を担う「スプリング」というパーツが搭載されています。
一般的なゲーミングチェアではこの「ギア」と「スプリング」が右側で一体型となっているものがほとんどです。
コンティークスでは、右手側には「ギア」左手側には「スプリング」となるように左右で独立させています。

一般的なリクライニング金具(右側に機能が集約されている)
弊社のリクライニング金具(左右で機能が別れている)

左右で独立させることのメリット

 左右で機能を独立させると様々なメリットが生まれます。
一つ目にリクライニングさせたときの「軋み音」が鳴りにくくなります。
みなさんの中にもゲーミングチェアの「ギシギシ」音が気になったことがある方がいるのではないでしょうか?
配信を見ていると、そういった軋み音が配信上にまで載ってしまっている方を見かけたことがあります。
ここで注目してしいのが、左手側の「スプリング」です。
実は、このスプリングの巻き具合が重要になってきます。
ここを強く巻きすぎるとスプリングが干渉しあって、軋み音へとつながる可能性が出てきます。
なので、弊社では少しだけ緩くスプリングを巻くようにしています。
これらが「静音リクライニング」と呼んでいる所以になります。
 
 二つ目についてですが、先程と少し内容が被る部分がありますが、背もたれを戻す時に「バンっ!」と勢いよく戻ってきて少しびっくりしてしまったことはりませんか?
これもスプリングの巻き具合が影響してきます。
そういった現象を解消するためにも、スプリングの巻き具合をほどよく調整しています。

 三つ目は、レバーがとにかく軽い!!!
これは色んなチェアを座り比べないとわからないことではありますが、僕はこの特徴が地味に一番凄いと思っています。
一般的なリクライニング金具はまあまレバーが重たいんですよね。
でも気になるほどではありません。
しかし、弊社のリクライニング金具は小指一本でレバーを引くことができます!!!
この特徴はぜひ弊社のチェアに座って体感して欲しいです!

しっかりと塗装・溶接されたフレーム

気付く難易度 ★★★★★

 みなさんゲーミングチェアのフレームを見たことはありますか?
恐らく9割くらいの人が見たことが無いのではないでしょうか。
ゲーミングチェアを購入するとなると、あなたは何を基準に選びますか?

  • デザイン

  • 機能性

  • 価格

  • 憧れのブランド

など、たくさんの選択肢があると思います。
でもそれって、あくまで見える範囲のことで、チェアの中身が雑だとは誰も気づくことができませんよね・・・

以前、YouTubeで「2万円以下のゲーミングチェアを解体してみた」という動画をアップしました。
ここでは詳しく語りませんが、フレームのサビがかなり進行していました。
サビが酷くなると、フレームが折れる可能性が出てきて危険です。
また、溶接の状態もあまりよくないようでした。

2万円以下のチェアのフレーム


手がサビで汚れてしまった様子

弊社のフレームはサビが発生しないように粉体塗装を施しています。
また、溶接点もしっかりとしています。

コンティークスのフレーム

あくまで私の経験上ですが、値段が高いチェアはフレームや内部構造がしっかりとしています。
初めて大手チェアメーカーの内部構造を見たときに「流石だな」と思った記憶があります。

まとめ

 ここまでコンティークスのチェアの特徴について説明させていただきました。
みなさんは弊社のチェアの特徴についていくつご存知でしたか?
今回のタイトルの通り「細かすぎて伝わりにくい」こだわりがいくつかあったのではないでしょうか。
チェアを選ぶ基準は人それぞれあると思いますが、できる限り内部構造にも気を配っていただけると、それだけ安全かつ長期間利用していただけると思います。

 次回の投稿では早速チェアのラインナップをお話していこうと思います!
ここまでお読みいただきありがとうございました☆

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