イノベーター2.5%のみをターゲットにする

この数年、学生に「普段何していることが多いですか?」と聞くと、「Youtube見てます」と答えられることが多く、どこに魅力があるんだろう、なんてことをずっと考えてました。

結論から言うと、「思いつきの可視化」自体に価値があるんじゃないかということに行き着いた。いろいろな思いつきがあらゆる人たちによって可視化されていて、多様性、細分化、なんでもいいのですが、そうやってニッチがニッチでいられること事態が興味深いなと思ってます。

仮にYoutubeを日常的に見ている人が3000万人いるとして、激ニッチな「何か」をしたとしても、その分野やそのジャンルの人の2.5%が反応するだけで市場が作れるんだろうなと思うわけです。

仮説ですが、仮にあるジャンルで、すごく尖ったことやって、3000万人のうち、2.5%の75万人がそれに反応してくれたとします。それを市場と捉えているなら、尖ったことであれば、その75万人のうち2.5%の18,750人がリアクションしてくれるのではないかと思うのです。このコアなファンだけでも30日間、毎日動画を再生したら、一月で562,500回再生されることになる。こうなると、毎月27~28万円は稼げるようにもなります。
実際にはコアなファンだけが反応するわけではなく、10日に1回再生してくれるユーザもいるだろうから、再生回数はもっと増えるんだろうなと思うわけです。

つまり、市場そのものを見つけることも、市場の中でユーザを見つけることも、尖れば尖るほど「確実」になり、そこから、徐々に大衆化していくことで、自分たちの市場が作れて晴れてYoutuberと成れるのかと関心した次第です。しかも動画はずっと再生されるので一度作れば不労所得でというのも素晴らしい。

僕にも何かできることないかなぁと考えていたら、バブル期の家電のコレクションがチラチラしてきました。アイテム数で100を超えているので、あれを3日に1回くらい紹介したら、それなりに再生回数稼げるんじゃないかなんて思ったりしてます(¥_¥)

バブル家電コレクションは、とあるところに押し込んであるので、それを引っ張り出して事務所でやるくらいなら、むしろ、そこに配信のためのスタジオ作ったらいいんじゃないか?なんてことまで考え始めてますが、もうこれは気分次第。

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様々な産地では、今でも、大衆をターゲットにした製品作りが行われているケースがありますが、自分のお客さん=自社の市場を持ちたいなら、そのようなことはせずに、ニッチニチに尖った方がいいんじゃないでしょうか。モノのブランディングはそれほど難しいものではなく、提案できる市場を持ってさえいれば、それなりに売れるのではないか?と思っています。

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