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#コンテクストシンキング
「自分でやった方が早い」理由。
多拠点で仕事をしていると色々な人と関わるようになります。そうなると、仕事の仕方も、相手に合わせて変わるようになります。それはまぁ当然のことなのですが、そういう仕事の仕方をしていると、相手のレベル感を顕著に感じるようになり、その結果「自分でやった方が早い」という場面によく出くわすのです。
一般的には、「自分でやった方が早い」=「マネジメント力がないってことだよね?」なんて言われたりしております。確
しがらみに縛られる。
世の中のスピード感がこれだけ高まっている時に、なかなか変化が出来ない状況は実にストレスになる。先日もとある団体の幹事とそんな話をしてきた。代表が誰で、どうのこうので、という話がよく出てくる。
いやなら辞めてもらえれば良いし、辞めてもらえないなら自分が辞めれば良い。この2択しかないと思うのだが、「しがらみ」という言葉を使うことによって、2つの選択肢以外の3つ目の選択肢が生まれる。
3つ目の選択肢
アドバイスは”出来なかった人”からもらうのが良い。
もともと出来る人からのアドバイスより、もともとは出来なかったけど、後に出来るようになった人からのアドバイスの方が有効だと考えています。
私の周りには学歴・職歴、共に優秀な方がたくさんいらっしゃいます。そういう方々とお話をしていると、「ちょっと考えて不正解を選んでしまう人たち」への疑問が時々あがります。
「なぜ、それを選ぶんだろう」「どうみたって正解はこれしかない」
そんなことを聞かれますが、
文脈で考える最初のステップ
物事を考えて、整理し、選択し、決定するのに、まず最初に必要なことはリサーチです。現状の把握は、事実を把握する以上に、事実に至ったプロセスを把握することが大切です。
選択肢を突きつけられた時に、いきなりAとBを選べと言われると、AとBについて一生懸命に考えますが、むしろ、「AとBを選べという状況に陥った理由」にこそ選択のための大切なヒントがあり、その中に存在する連続する因果関係を見つけ出す必要があ
文脈で説明すれば矛盾は解消される。
前回の問い
ラジオ番組は”何に”向けて作ればいいか?
TwitterやSNSと連携した番組を行うことで地域外の人にも聞いてもらいたい
について、文脈で捉えるとどのようになるのか考えてみましょう。
番組スタート時には「リスナー」すら存在していなかった状態で、例えば、バスケットボールをテーマにした番組を作るとしましょう。
新番組作ります。最初はリスナーがいません。その場合、これから聞いてくれ
文脈で考えた時、矛盾に気づく
私は普段コミュニティFMで働います。その他にも大学の非常勤講師として番組作りのワークショップをしています。その中で最初に話すテーマがあります。
ラジオ番組は”何に”向けて作ればいいか?
この問いを一番最初に投げかけています。
一番多い意見が「番組のリスナー」です。次に多い意見が「ラジオを聞いている地域のみんな」という答えです。
では、少し遡って、ラジオ局が明日開局というタイミングをイメージ
思考を文脈の中に置く。
物事を考え、何か判断をしないといけない時、これから決めることを”ストーリーの一部”として捉えることが、コンテクスト・シンキングの基本的な考え方です。
「人生の選択に正解はない」と言われることが多いですが、本当にそうでしょうか?例えばですが、「あの人の暮らしが羨ましい」、「こんな風に過ごせないかな」、「なんで自分にはそのチャンスがないのだろう」、などと思ったことはありませんか?
私にはそういう経
誰もが正解に辿り着く方法
何か選択に迫られた時、後になって「これが正解だったね」という選択をしたいと、誰もが思うのではないでしょうか?もし、それができる方法がある、としたら、試したいと思いませんか?
私が以前出会った女性が面白いことを言っていました。
「私には正解がわかるけどなんでそっち選んじゃうの?っていう残念な選択をしちゃう人が多いんだよね」
その言葉をヒントに、前提をこう考えてみました。
1 考えずに正解を選
正解はある、それを見つけられるかどうかが問題。
今回のお話は、こう考えてみたらいかがでしょうか?という提案です。
世の中には、様々に判断を求められる場面があります。その時、選択肢の中には、必ず正解があると考えてみませんか?ということを、提案します。
正解かどうかは、後になってみないとわからないと思うかもしれません。
むしろ、後になって「これって正解だったね」なんてことがありませんか?いや、結果論だよね?と思われるでしょう。でも、”後になって
思考の前提は経験の外にある
例えば、ある場面で判断を求められた時、思考の前提を「経験の中」に置くか、「経験の外」に置くかで、物事への思考のプロセスはまるで変わってきます。
経験の中に前提をおけば、自分が思う言葉の意味、経験の範囲で、物事を考えて選択することになります。もし、自分が思っている言葉と相手が求めている言葉の意味に齟齬があったら?相手の考える経験の深さと自分が提示している経験の深さに開きがあったとしたら?経験の外へ
コンテクスト・シンキング
私は、文脈に着目した思考方法についてずっと考えてます。
地方では、論理的に正しくても進まない、なんてことが様々な場面で起きているのですが、それは感情によるものだと感じています。そこで行き着いたのが、論理と感情の共存を目指す文脈に着目した思考方法を確立することでした。この武器を手に入れれば、きっと怖いものはないはずだ!と思っています。
しかし、この”文脈”ですが、あらゆる場面でその視点で考えている