同人誌装丁覚書 2023年2月CC福岡58
人生初同人誌(※印刷所に依頼したもの)を刷ったので仕様を記録しておく。
1冊目「蛇淫症」
マットPPが紙の質感とうまくかみ合い、ざらざらした質感は残しつつ耐久性と手触りのよさがある表紙になった。嬉しい。
遊び紙には、本当はクロマティコのロイヤルブルーを使いたかったのだが、ちょうど在庫枚数が足りなかったのでレッドになった。再販の機会があり、紙の在庫があればロイヤルブルーを挟みたい。
余談だが、現地で街中を歩いている時にフォントワークスの本社を見つけてとても嬉しい気持ちになった。いつもお世話になっております。
2冊目「ぬばたまのきみとバニー」
こちらはコピー本だ。
デザインペーパーと言っているが要するに柄付きの折り紙だ。かわいい柄付きのものがたくさんあるので、これを活かしてかわいい本を作りたかった。
折り紙1枚だと文庫サイズも表裏は覆えないので、文庫サイズを基準に縦横比が2:1の細長い本を作ることになる。
このように、小口側をメチャメチャ広くすることで、裁断したときにちょうど2:1にすることができる。紙に図を起こして長さを計算していたはずだが、狂乱の製本作業中にどこかへやってしまったのでその写真はないです。
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