新しい形のオードリー さらばの企画力

2月1日のオードリーのオールナイトニッポンは新しい形をみせてくれた。今まで、若林のめがねのつる、春日のお父さんがゴルフカートで公道に出たなどの古典というものがたびたび登場してきた。リトルトゥースならば話すことができるだろう。そのくらい、聞いてきた話だ。今週も登場したのだが、それが新しい形で登場したのだ。古典でも、新作でもない新しい形だ。それは、古典のてんこ盛りである。落語で、一人の人が一回に同じネタを2回やるようなものだ。もし、寄席でこんなことをやっていたら怒られるはずだがここはラジオ何をやっても基本は許される。ゴルフカートで公道に出た話、犬の遺骨に語り掛けた話、何回も笑顔にしてくれた話を一気にてんこ盛り聞くことができたのだ。オードリーの二人はいつまでも、衰えることを知らない。

同じ曜日に、とんでもないことをしていたコンビもある。さらば青春の光である。ラジオとは関係ないが、私の中で世界で一番面白いYouTubeをやっている二人である。見ていない人は、ぜひ見てほしい。この二人がやっていた企画は、さよならブクロ荘である。ラジオ好きな人なら知っているはず、さよならむつみ荘のオマージュである。オードリーのオールナイトニッポンの冒頭を録音にもかかわらずそのままやりきり、腰を振り、感動する話も一切せず、どこでおっしこをしたとか、どこでやったとか、くそみたいな話をしていた。今年のギャラクシー賞の筆頭である。

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