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私はアルコ&ピースに夢を見てきた  伝説のラジオ アルコ&ピースのオールナイトニッポン

深夜ラジオに燦然と現れたコンビがいる。アルコアンドピースである。2012年からその伝説は始まった。何回か単発を経た後(恥ずかしながらこれは聞いていなかった。)、2013年にアルコ&ピースのANN0が始まる。ここから、2016年までの3年間、数々の伝説を打ち立てることになる。そして、この間に中学生という多感な時期を過ごしていた私は自分の中で伝説になっている。

ANNのシリーズ化

一つ目の伝説は、「シリーズ化」である。シリーズ化とは何なのか。簡単に言うと、この番組はアルコ&ピースのANNともアルコ&ピースのANN0のどちらかでは語ることができないのである。それは、一つの偉業が関係している。その偉業とは、ANN0→ANN→ANN0と、昇格→降格→番組終了をするという前代未聞の偉業である。さらに、この偉業はたった3年の間に行われていることも偉業である。ANNかANN0かという違いは非常に重要である。。それは放送時間の違いである。ANNの場合は2時間だが、ANN0の場合は1時間30分である。この30分はアルコ&ピースのANNシリーズの中では非常に重要なのである。これがなぜかについては、後述する。

まだ間に合うシリーズ

毎年、昇格か降格もしくは番組終了をするときに行われるシリーズがある、「まだ間に合あう」シリーズである。ケネディ、宗岡とRPG、永遠に続く占い、辞令を破る、この4つの軸で展開するシリーズである。内容が気になった方はぜひ、聞いてほしい。この回は3回行われるがどれも、神回といえるほど面白い。

2014年3月6日 ANN0

まず、昇格がおこなれた2014年3月6日の回はリスナーはラジオの前で落ち込み、そしてその後ガッツポーズをした。まず、番組冒頭のタイトルコールで突然に「この番組おわんだってさ!!アルコ&ピースのANN0000000000000と」番組終了を平子から聞かされることになる。ここで、全リスナーが落ち込んだというよりかは錯乱した。果たして、これは本当なのか茶番なのか全くわからなかったというか、何も考えることができなかった。少しずつ2人のトーンがガチであることに気づき、少しずつ番組終了をうけ入れようとしていく。堂珍さんのゲット・ザ・カンバーバッチの公開なんてこの時どうでもよかった。まじで。そしてさらに錯乱することがまた起きる。今週のテーマメールが、「番組終了辞令は探して破ろう」という企画が始まる。終了発表・堂珍・辞令を探して破れ この3つの出来事が約10分間の間に起きているのである。脳みそがついていっていない、リスナーがほとんどである。この後、フリートークが行われるのだがこの日の平子は調子が良かった。息子の幼稚園のお遊戯会でスベるという話なのだが、あの自尊心の塊である平子が幼稚園で有吉の壁よりもずズタボロにされた話をするのである。聞き返すとおもしろいが、聞いていた当時は知ったこっちゃないという心境になっていた。テーマメールでケネディが出るなど企画的にもオモシロくなってきたところで、宗岡Dが登場してくる、終了辞令を渡しに来たのである。キレる酒井。喚く平子。そして、宗岡Dからあの言葉が発せられる。「今までお二人は約一年間2部の方でのびのびとANN0をやってきたということで4月からは1部の方で頑張ってほしいと思います」 震えました。そしてこれもまた、理解できなかった。「続くの?終わるの?どっち?」ただ、さっきまでの終わりを理解することを拒否する理解のできなさではなかった。本当によかった。そして、残りの30分は誰も何も覚えてません。ここから、またアルコ&ピースはさらに伝説を残すことになるが、書くのがつかれたのでまた後日に書くことにする。

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