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ハウスルールが必要な理由とは?

今回のテーマは、「ハウスルールが必要な理由とは?」です。

突然ですが、あなたに2つ質問です。

あなたのいるセンターにもセンター内ルールがあると思いますが、あなたは守っていますか?

そして、2つ目の質問です。

目の前で、同僚のSVがハウスルールに反する行動をしているのを見た時、あなたはどういう行動をしていますか?

まず、1つ目の質問。

あなたのいるセンターにもセンター内ルールがあると思いますが、あなたは守っていますか?

例えば、貴重品以外の私物の持ち込みは禁止で、貴重品は透明バッグに入れましょうとか、缶ジュースの持ち込みは禁止とか、センターによって色々ルールがあると思います。

あなたは守っていますか?

「はい!」と明確に言えるSVと、「うーん、だいたい。。。」と言うSVと両方いそうですけど ^^;

あなたは、どちらだろうか?

以前、センターで、こんなことがありました。

私がマネージャーだった時、そのセンターでは、缶ジュースの持ち込みが禁止されていたのですが、オペレータさんが
私の目の前で堂々と缶ジュースを飲んでいるのです。

そう、堂々と。

寺下:「あ、あのー。缶の持ち込みは禁止されているはずなんだけど・・・」

オペレータさん:「はい、知っています。」

寺下:「!!!」

オペレータさん:「SVのAさんも缶を持ち込んでいたので・・・いいかなと。」

寺下:「!!!」

SVのAさんの席に行くと、なんと、これまたAさんも、ズズーっと缶コーヒーを飲んでいるではありませんか。

寺下:「Aさん、缶をセンター内に持ち込んじゃ、ダメじゃん!」

Aさん:「あ、すみません。。。。つい。。。缶コーヒーが飲みたくて。」

寺下:「明日の朝礼で、オペレータさん全員に再度周知して!理由もちゃんと言うんだよ!」

Aさん:「は、はい。。。かしこまりました。」

オペレータさんは、常にSVのことを見ていますから、SVが守らなければ、 オペレータさんも守りません。
当然のことです。

なので、守れないSVにはオペレータさんに「ちゃんとルールを守ってください!」とか「守ってもらわないと困ります」という権利はありません。

 
そして、モラルは一度低下すると回復するのに、時間も労力もかなりかかります。

結局、そのセンターで、缶ジュースの持ち込み禁止を朝礼などで再度周知したり、文章で配布するなどして、注意喚起し、オペレータさんが完全に持ち込まなくなるために2週間ほどかかりました。

そして、2つ目の質問ですが、
目の前で、同僚のSVがハウスルールに反する行動をしているのを見た時、あなたはどういう行動をしていますか?

どうでしょう?

注意しています?

注意したら、気まずくなるとか思って黙って見過ごしたりしていませんか?

さすがにルールに反している同僚を見つけてしまえば、「ちょっと!」と声はかけるのではないでしょうか。


でも、注意するには、自分が守れていないと注意することはできません。
堂々と胸を張って、「ダメよ!」と言えるよう、日々の行いから気をつけたいものですね。

さて、ハウスルールは、何のためにあるのでしょうか?

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