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【二項定理】 〈1〉  n乗の展開

今回のシリーズでは、【二項定理】について解説します。
(a+b)^n を展開するのですが、まずn乗なので分かりにくい!さらに、確率で習う C が突然出てくる! これも戸惑う要因ですね。
では、端的に、わかりやすく、解説していきましょう。
まずは、展開 についてです。

二項定理

〈降べきの順〉   「つまずき」の発生源かも?

高校に入学して、最初の授業で習うかもしれませんね。
文字の数に着目して、文字数の大きい順に並べていこう!
という話なのですが、展開などの計算の答えとしては、どう並べても正解なので、軽視しがちですが、
 計算間違いの防止
 計算速度の向上
に、とても重要な役割を果たしています。
実は、重要性の認識の差異によって、文字、数字、次数の見え方が違っていて、すでに「つまずき」が発生している可能性があります!
単なる作業ではなく、「文字」にしっかり着目して、次数を意識して、その後の論理展開のためにも丁寧に並べるようにしましょう。


[解法]
① 「文字」と「文字でない数」を区別し、次数を意識してみましょう。
② 「着目する」「文字とする」「文字と考えない」などの感覚を持てるように練習しましょう。

〈例題1〉

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