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経営セミナー受講記⑪~過去の解釈は変えられる~
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
1年前から毎月1日通っているセミナー。
今月と来月は卒業に向けての発表会。
今月は自分の特性を見つめなおし、来月は事業戦略の発表。
1ヶ月前に課題が提示され、まずは自分の自伝を書く。
産まれてきてから今までどんな半生を送って来たのか、まずは家族の事、次に小学生~大学生、社会人~今までといった章に分け、A45枚で書く。
また、この発表会に向け、受講者1人1人に指導員が着く。
指導員はこのセミナーの卒業生が中心。
誰でも卒業生ならば指導員になれるのではなく、その中から講師に選ばれた人しか指導員になれない。
指導員はほぼ現役の社長ばかり、その指導員によって自分ではなかなか内観しきれない部分を紐解いていく。
この1ヶ月はこの課題が非常に私の中でウェイトを占めていた。
自分の人生はnoteでもたまに書いているので、自伝はさらっと書くことが出来た。
その自伝を基に私を担当してくださる指導員と面談。
私は自分でも記憶力は悪くないと思っている。
小学生時代の話も結構覚えている。
しかし、「記憶というのは自分の都合で変わるもの」と指導員からの指導。
つまり、私が記憶していることは私が記憶しようとしていること。
「父は自分の事に関心が無かったため、ほとんど怒られることがなかったが1度だけ激しく怒られたことがある」というエピソードがあったとする。
自分の中ではずっと父は自分に関心がないと思っていた、それなのに1回怒られた、その記憶を今までずっと持ちながら父と接していた、とする。
父に聞いてみると「関心が無いわけではなかった、仕事が忙しくお母さんばかりにお前の事を任せ過ぎていた。1回怒ったときは自分も覚えているよ、あれはお母さんにひどいことを言うお前に対して、それはやりすぎだという意味で怒ったんだよ。でも言い過ぎたな、本当にごめんな」と言われたとしたら、自分に関心を持っていないと思っていた父という記憶が変わりませんか?もう一度自伝を書くとすると、父から話を聞く前と聞く後でエピソードが変わりませんか?
過去は変えられないけれど、解釈は変えることができる。
過去が現在の行動を作っているので、過去からしっかり見直さないと自分の根本的な行動は変わらない。
このような指導を面談初日にいただきました。
そんなこんなで1ヶ月、自分の過去から自分の心のクセ、長所短所を見極め、どのような人生理念で行くのか、人生ビジョンで行くのかをA46枚にまとめる。そして、そのプレゼンを1人6分で話をする。
それが昨日、という話。
明日に続きます。
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