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はじめての姓名判断

さて、木曜日なので久しぶりの更新。

昨日、お世話になっている社長からの紹介で姓名判断へ。
私は全く知らなかったがこの東海圏では有名な先生らしい。

実は私、占いや姓名判断などは基本的には信じない。
心理学のようなもので、誰にでも当てはまるそれっぽい事を占い師が言って思い当たることがあったら「あーそれ当てはまる」、当てはまらないことがあったら「へーそんな一面があるなんて知らなかった」という感想になるのでいずれにせよ、「ありがとうございました」、になるようなものだと思っている。

‥でも、こんな強がったことを言っているが、実は自分の行動や思考がその診断に引っ張られるのが嫌なのである。
一回聞いてしまうとどうしても引っ張られてしまう自分がいるのを分かっている。
めざましテレビの占いで私のおとめ座が1位だと今日はいい日だと思って過ごせるが、12位だと今日は何か悪いことが起きそう‥とどこかで引っ張られるので見ないようにしている。

そんな思考の私なので自主的には絶対に行かない姓名判断。
2週間前に予約を取り、電車を乗り継ぎ、タクシーまで乗っていざ現地へ。

紹介していただいた社長からは「本当に当たるから」と言われていたので、とんでもない仙人のようなおじいさん先生がいて、その先生の言葉を正座しながら聴くのかなと思っていた。

玄関のドアを開ける。
入った広間に20人くらいは待てるだろうソファが並んでいる。
予約制に変えたせいなのか待っている人はいなかった。

「どうぞー」

入ってすぐ、ふすまの奥から声が聞こえる。
恐る恐るふすまを開ける。
想像以上に若い男性が大きな仏像の前に座っている。

お弟子さん?

そうか、町医者とか院長が休みの日に息子がたまに診察する日があるしな、ちょうど息子の日に当たったのか。

名刺をお渡しする。
名刺をいただく。えーこの人が先生だ。
弟子や息子ではなく本物だ。
マスクをされていたので分からないがどうだろう、私よりも少し上くらいか。

会社名や社員の名前や生年月日を伝える。
「しみずさんはいい名前ですね、リーダーに向いている名前」
嬉しい、素直に嬉しい。
メンバーの事も聞く。
「この方は器用ですね、新しい事でもすぐに出来るようになりますね」
そうそうそういうタイプ!

それから私の家族のことなども聞いたが悪いことは言われない。
すべてその通り。
お金を支払い、家を出た。

紹介していただいた社長に報告、
「当たってたでしょ?姓名判断は統計学だから」
統計学なのか、とすると、今までのデータでそういう行動や性格の人が多いということを伝えられただけなのかもしれない。
また、
今回
「名前はどうですか?」
という抽象的な質問をした私、先生はどんな光景が見えていたとしても当たり障りのないことしか言わないようにしていたのだろう。
先生が
「この名前の人は貴方と上手くいかないから辞めさせた方がいいよ」
と言って要らぬ課題を突き付けても世界は平和にならない。

結局、姓名判断等もどのように使うか、だと思う。
「この人から業務提携を持ち掛けられているがどうしたらいいか」
「この人を採用した方がいいか否か」
など、現在の状況と具体的にどうしたら良いか質問したら答えてくれるだろう。
その言葉があると自分の意志決定に対して自信が持てる、すると行動が早くなる。

結局、姓名診断は非常に高度なマネジメントなのだ、と思う。

自分が本当に判断に迷った時は頼ってみるのもいいかもな、と思いました。

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