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マーベリック 烙印なき異端者であれ

今朝の東京は散歩するのに長袖でちょうどよい天気でした。

明日からの処暑・白露と続くひと月が過ぎれば秋分、昼夜の時間がほぼ同じになり、秋分を過ぎると春分とは逆に次第に夜が長くなります。

こんにちは、良仁です。

昨日の留美さんのコメントには驚きました。(笑)

新しい留美さんの投稿記事はご覧になりましたか?
面白いですね、「アナ・スコットのキスをした!!」ですか…

仕事柄、マーベリックが集まるのですがマーベリックなだけに世間の常識を簡単に飛び越える型破りな面々が揃っているので色々楽しませてくれます。(笑)

さて、先日36年ぶりに公開された続編映画 トップガンマーヴェリック (Top Gun Maverick)でお馴染みになった「maverick」という単語は、異端児とか一匹狼という意味ですが、この単語が最初に引用されたのは1867年とされており、independently minded(独立志向)という意味で使われました。

ちょっと話が逸れますが、

maverick の日本語表記ですが、映画のロゴマークではマーヴェリックでveヴェと表記しています。beveヴェと区別しているのでしょうが、
beとタイプすればveとタイプすればヴェという決まりがあるだけで、veの日本語表示はヴェとしなければならないという決まりはないのでも使えます。

映画の場合マーベリックの方がスッキリするかなと思いました。販促物製作者がヴェと表記すべきものと勘違いしたのでしょう。

それよりも、正確に言えば、英語の発音には長音「ー」も促音「ッ」もないので、その意味ではマベリクということになります。マベリクと発音すれば少し英語らしくなります。日本語英語の長音と促音を外して発音すると英語らしくなりますから試してください。(笑)

話をマーベリックに戻しましょう。

語源は人名で、牛に烙印を押してブランド化するのを拒絶したサミュエル・A・マーベリック(Samuel Augustus Maverick;1803/7/23-1870/9/2)のファミリーネームです。彼の無印の牛は市場で Maverick(マーベリック)と呼ばれるようになりました。それが転じて、マーベリック=(全体に従わない)異端児とか、(群れから外れた)一匹狼を意味するようになりました。

wikipedia

テキサス州の名士だったサミュエル・マーベリックは、1836年にテキサスがメキシコからの独立を宣言した「 the Texas Declaration of Independence」のテキサス独立宣言書の署名者の一人だったので、independently minded(独立志向)という意味で引用されたのも頷けます。


持つ者と持たぬ者との貧富の格差が拡がり続ける世界にあって、飼いならされた野生の牛が烙印を押されて資本家の所有物になるように、社会に生きる99.999%の人間が烙印を押されることに何の違和感も感じなくなった現在。寄らば大樹の陰というお題目を唱えながら烙印を押され自己否定を常として満足して生きている人々がマーベリックの映像に感動する。もはや、己の思考から削除した異端児たる主人公に自分たちを重ねて…

エムケイコンサルティング 良仁

JenniferConnelly80sさんの動画を貼らせていただきました。

  Take My Breath Away

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