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フェイクニュースはこうして流される №1

TBSは9月1日、「トランプ邸で押収された「最高機密」文書の写真公開」と題して、FBIが南フロリダのトランプ前大統領の自宅 マーアラゴ(Mar-a-Lago) の家宅捜索で押収した機密文書の写真を公開したと動画付きで以下の記事を流しました。

トランプ邸で押収された「最高機密」文書の写真公開

アメリカのトランプ前大統領が所有する邸宅の家宅捜索で押収された機密文書の写真が公開されました。

アメリカ司法省が裁判所に提出した書面の中で明らかにされたのは、FBI=連邦捜査局が先月8日、トランプ前大統領の邸宅で押収した資料の写真です。「機密」または「最高機密」と記されている文書が複数写っています。
トランプ前大統領は家宅捜索の直後にSNSで「すべて機密解除されていた」と主張しましたが、写真に写る文書には機密解除されたことを示す印は写っていません。

また、書面の中で司法省は今年6月、トランプ前大統領の弁護士が、「保管していた文書はすべて返却した」と虚偽の説明をしたとして、捜査妨害の可能性を指摘しました。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/140228?display=1

この記事だけ見れば、ほとんどの人は「トランプが機密文書を不法に所持していた」と刷り込まれます。

トランプが不法に所持していたのなら逮捕され罪を問われるはずですが、現実はそうなりません。

何故か?

トランプは合法的に書類を保持しているからです。

オバマ、バイデンのような戦争で私腹を肥やす戦争派にとって、悪事に関する情報を公開されることは失脚に繋がります。

トランプは就任中に、戦争派の悪事をすべて暴露する準備を整えました。彼は、大統領権限を行使して、ケネディー暗殺、911同時多発テロなど、戦争派の悪事に関連する全ての極秘書類を公開することを決めました。

記事の中で、『トランプ前大統領は家宅捜索の直後にSNSで「すべて機密解除されていた」と主張しました…』と書かれています。トランプが「すべて機密解除されていた」と主張した理由は上述の通りです。

米国の大統領の権限は強大です。極秘書類の公開決定は大統領の裁量で行えます。つまり、トランプが公開された書類を所持しているのは合法です。

このフェイクニュースの手品の種は、米国大統領の権限を説明せずに「写真に写る文書には機密解除されたことを示す印は写っていない」という言葉で読者を錯覚させることです。トランプが所持している書類に印があるないは枝葉末節です。そんな理由は、必要ならトランプがいくらでも説明できるでしょう。

アメリカでは、国を私物化して最悪の債務国にした戦争派と戦争を無くし国を再建しようとする平和派との権力闘争が続いています。情勢的には、平和派が戦争派を壊滅させる方向に進んでいます。50回以上の暗殺計画を挫いたトランプが生きている限り、戦争派壊滅は火を見るより明らかです。

ワシントンポストほか戦争派の広報メディア、TBS ほか日本戦争派の広報メディアによるフェイクニュースの数々。

日本にとっての大きな問題は、すでに馬脚を現したマスコミではありません。77年間、マスコミのフェイクニュースで完全に洗脳された多くの日本人がいるという現実です。

未だに、公開されている事実を陰謀論だと叫び、ゼレンスキーを正義と称えプーチンを悪と評する情報音痴な日本人。愚かな商業メディアの稚拙なフェイクニュースさえ見抜けない日本人。テレビでも新聞でも連日フェイクニュースを垂れ流すマスコミの向こうには、フェイクニュースにかじりつく日本人の姿が見えています。

私共はトランプ支持者ではありません。ただ、できるだけ正しい情報を知ろうとしているだけです。ボスが言うように、誰がどう考えても自由なのが民主主義です。私共の情報が100%正しいという気もまったくありません。情報は誰かに与えられるものではなく自分で取りに行くものです。

エムケイコンサルティング情報室 水野竜人