見落としがちなコンサルスキル ーコンサルの日常

おはようございます。

今回は、見落としがちなコンサルスキルについて2つ。

1つめ。総論から考える、話す。
「何の話をしてるの?」と聞かれがちな人は、おそらく、いきなり各論の話になってます。まぁ、頑張ればわかるんですけど、覚えにくいんですよね。

1 今晩カレー作るのに必要な肉と野菜を買ってきたよ

2 肉と野菜買ってきたよ

2番だと、受け手は、昨日頼んだカレーの買い物のことね、と頭脳CPUを回すことになります。情報過多ではないので許容はできますかね。

でもこれが例えば、カレーに使う材料や、BBQに使う材料を一緒に頼んでいたら?

肉と野菜買ってきたよ

と言われたときに何を思いますか?
カレーの?バーベキューの?両方買った?忘れてない?

仕事でマルチに活動が流れてる中で、2の話をすると、必ず、カレーの話か、バーベキューの話か、聞くことになります。

2つ目は、現場の理解。

カレーを作るときは、野菜を切って、肉を炒めて、ルーを入れます。

こんな一般論を言う人が本当に多いんです。
野菜の切り方は?保存方法は?お肉はどこの部位?フライパンの温度は?野菜を入れる順番は?隠し味は?

これに加え、陥りがちな失敗は?
フライパン熱しすぎると焦げる?似すぎるとジャガイモなくなる?ルーを入れるときは温度下げないとトロミが出ない?

そして、これらは、実際にやってみないとわからないことですよね。
そんでもって、コンサルをする相手は、普段料理をしている人です。
現場を知るには、実際にあなたも料理をする。
コンサルの会社にいると、鍋をふる専門家もたくさんいますので、その人に教えてもらいながらひたすら料理をし、現場を理解する。

泥臭いですよね。

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