疲れた腐女子、自分を労うために1人原稿合宿する
こんにちは。私はマイナージャンルでの二次創作を中心に活動している腐女子です。
去る2022年4月に、土善旅館さんの原稿合宿プランを1泊2日で利用させていただきました!凄く良かったので、レポを書いておきたいと思います。
1.原稿合宿のきっかけ
原稿合宿に参加する方のほとんどは、同人誌を発行する予定があるのではないかと思います。そうでなければ、わざわざお金をかけて缶詰になる必要なんてないですものね。
でも当時の私は、同人誌を作成する予定も、イベントに参加する予定もありませんでした。
なのに、どうして原稿合宿をしたか。
それは「創作活動に専念出来る時間と空間を、出来る限り極上の形で」手に入れたいと思ったからです。
私はフルタイム正社員で、週5~6勤務です。
仕事後はグッタリしてしまい、休みの日はぼーっと過ごしがちなので、朝活したり、半日勤務の日に漫画喫茶に寄るなどして創作活動をしています。
2週間に1本、1万字くらいの小説を上げるようにしていたのですが、疲れが溜まってきたのか、だんだんとペースが崩れていきました。
仕事が忙しくて、いつも眠くて、いつも体力限界でした。創作したいのに思うように筆が乗らなくて、原稿が全く進まないことにイライラする日々。
精神的にも身体的にも、疲れ切っていると思いました。
こういう時は、創作活動をお休みすべきなのでしょうが、私はそれが…出来ない…。
だって、自分の頭の中にある推しカプのエッチな妄想を吐き出さないと、息が詰まって生きていけなくなるから……(涙)
心身を癒やした上に、創作もしたい!
そんな欲張りを叶えるため、「創作にたっぷり時間を使いながら、温泉と美味しいお料理も楽しんじゃおう!」という計画を始動したのでした。
2.予約
土善旅館さんは、インターネットから予約が出来ます。
原稿合宿プランは1泊2食のシンプルなプランですが、オプションで超豪華に出来ちゃいます。
私は美味しい物をたくさん食べてゆっくりしたい!と思ったので、
・1日目の夕食は宴会料理、お酒のドリンクバー付き
・2日目の昼食に鯛飯
・苺のパフェ
と、食べまくり飲みまくりのオプションで予約してしまいました。
あと、浴衣やバスタオルは別料金になるので、とりあえず全部申し込んでみました。
原稿合宿プランではiPadや液タブの貸し出しも可能とのことですが、使わないので希望しませんでした。
3.旅館までのアクセス
東京方面から行く場合、東京駅から高速バスを使うのが一番良いです。旅館の最寄りまで1本で行けます。所要時間は約2時間。
というワケでバスで行く予定だったのですが、何と、乗り遅れてしまいました……。
その日は運休があり、次のバスは1時間後。電車の方が30分長くかかりますが、1時間待ちするよりマシかと、電車で向かうことにしました。
鈍行使っての長旅は凄く疲れましたが、笹川駅に到着!小さくて可愛い駅!
実はバスを逃したことで、かなり凹んでいた私。
電車での移動、やっぱ疲れたな……。
原稿しに来たけど、到着前からこんなに疲れちゃって、きっと無理…。
……家にいた方が、良かったかも……。
軽く後悔しながら、旅館への道を歩いていました。
でもこの日はとても晴れていて、風が凄く気持ち良い…!
知らない街の風景を見ながら、心地良い風に吹かれているうちに、体から疲労物質がどんどん抜けて行くような感じがあって、あっという間にスッキリしちゃったんです。疲れ切っていたのが嘘みたいくらい、元気になってしまいました。
五感を刺激することがリフレッシュに繋がると言われていますが、日常生活では難しいです。美味しい物を食べたり、推しに萌えたりして、小さなリフレッシュはしているけれど、全てをリフレッシュ出来るような体験はなかなか出来ない。
でも、知らない所に出かけるとすぐにリフレッシュ出来るんですね。旅って良いなぁとしみじみ思ってしまいました(^^)
4.お部屋
14時30分頃にチェックインしました。この日のグループで、私が一番最後の到着でした。
まずはお風呂の時間、食事の時間を聞かれます。
お風呂はグループごとに1時間おきの貸し切り。もう結構埋まってしまっていましたが、15時~16時まで空いていたので、その時間帯を予約しました。
予約されていない時間帯はいつでも入浴可能とのことなので、翌日も入ろう♪と思いました。
そして、いよいよお部屋に案内されました!旧館の和室でした。ノスタルジックな雰囲気が良い感じで、落ち着きそうなお部屋!何だか原稿が捗りそう!
とにかく作業机が大きくて良いです!
蛍光灯と電源タップが備え付けられているので、機材の多い方も不自由しないと思います!
旅館と言えば、お部屋で緑茶が飲めますが、こちらはもっと凄いです。
紅茶、緑茶、コーヒー、カフェオレ、ミルクティーという豊富なラインナップで有り難い!
お部屋は古めの和室ですが、トイレだけはリニューアルされていて凄く綺麗!
やはり女子にとって水回りの清潔さは大事♪
少し部屋でくつろいでから、温泉へ~♪
貸し切りなので、1人でこころゆくまでくつろいできました。
そしてお風呂をあがり、原稿です!
5.原稿タイム
持参したポメラを取り出し、原稿開始!
他の方の原稿合宿を拝見すると、1泊2日で15000~20000字は書いてる方が多かったので、私もそれを目標に~♪
当時ハマっていた旬ジャンルの二次創作を書き始めました。ちなみにそのカプ書くのは初めて!
2000字くらい書いたところで、待ってましたの夕食の時間!
6.夕飯
宴会料理、凄かったー-------!!!!
四種の前菜、三種の刺身、天ぷらは5品くらい、カジキの香草カツレツ。これだけでお腹いっぱいなのに、更にしゃぶしゃぶがたっぷり!!
いや~!!美味しい!!
東京のお刺身って、あまり色が良くないですよね。でも、ここのお刺身は、とにかく色が良い!明らかに新鮮!!って感じで食欲そそりまくり!食べてみると、じゅわ~と口の中でとろけてしまって昇天~♡♡
天ぷらもカツも、凄く美味しくて、米との相性も抜群で、バグバグ食べてしまい、大盛りごはんも完食!しゃぶしゃぶ、食いきれねぇ~!!と思ったけど、やっぱり凄く美味しくて!!!結局、全部食べちゃいました♪
お酒は自分で作るスタイルでした♪
レモンサワー、ハイボール、杏露酒などが作れます。米をしっかり食べちゃったから、お酒はあまり飲まなかったです。
7.原稿なんて、無理
ありえないほどおなかいっぱいになってしまった私。
こんな状態で……原稿なんて出来るワケなー--い!!(涙
まぁいいや……。別に本作るわけじゃないし、リフレッシュが目的なんだから……。
こうして私は歯磨きをして、21時頃には布団に入ってしまいました。
8.2時起床、原稿開始
ひとり旅の良いところは、マイペースに行動出来るところです!
早寝してしまったので、めっちゃ早起き!
2時に目が覚めてしまいました。顔を洗って、原稿開始!
こういうことって、友達と一緒に来たら出来ないだろうなぁ。ひとりで来て本当に良かったなぁとしみじみ思いながら、原稿を進めていきます。
そして5時くらいに朝風呂へ!
やっぱりこの時間は誰も使ってる人いない~!また一人の温泉を満喫~♡
9.朝食
朝食は7時くらいでした。昨日、あれだけ食べましたが、早起きして原稿してお風呂にも入ったからか、お腹はバッチリ空いていました!
チーズ焼、納豆、魚の甘露煮、野菜サラダ、漬物、おひたし、昆布の煮物とたっぷりのおかずはどれも美味しくて♡
デザートにフルーツがあるのも嬉しかった!
あっさり完食です!
10.脱稿!
ご飯食べてからも集中して原稿し、お昼ちょっと前に脱稿!
8000字の18禁SSをpixivに投稿しました!
あっという間に増える閲覧数とブクマ数!
普段活動しているジャンルの10倍以上のスピードに、旬ジャンルって凄い!と感動してしまいました!
11.お昼ご飯とパフェ
お昼ご飯はオプションの鯛めしを注文しました。
ごはんに、鯛のお刺身と、卵黄と、甘いタレをかけていただきます!めっちゃ美味しかった~♡こんなに豪華なのに1000円ってびっくり!
そしてパフェも♪
ボリュームで呆然としてしまう!イチゴがたっぷりで幸せでした!これで800円って鬼ヤバ!!
更に杏仁豆腐がやってきた!こちらの旅館、お昼ご飯後くらいのタイミングで「差し入れ」というサービスがあるのです。さ、さすがに食いきれない……。
清算する時に「ごはんが凄く美味しかったです。ありがとうございました」と言ったら、「こちらこそ綺麗に召し上がっていただけてありがとうございました」と返されました。わわっ、見てくれていたんだなぁと思うと嬉しかったです。
チェックアウトまで時間があったので、noteの「1冊だけ同人誌を刷った話」を書き始めました。1000字くらい書いた所で、タイムアップ~!
12.バスを使い、家路へ
今度はちゃんとバスに乗りました!
バス旅、快適だった!電車とは大違い!!
ただ、トイレ休憩が無いのがネックでした。乗車中は尿意が来ないことをひたすら祈っていた感じ……。
(もしかしたら、休憩取る方法があったのかもしれないですけど……)
13.まとめ
美味しい物……いっぱい食べた!\(^o^)/
温泉……堪能した!\(^o^)/
日々の疲れ……ばっちりリフレッシュ!\(^o^)/
でも原稿は、合計9000字!
うーん、微妙な数字です。原稿目的の旅ならば、ダメダメでしょう。
でも今回はリフレッシュしつつ原稿だから、全然オッケー♪
総合的に、大大大満足な旅でした!
私はどこかに観光したいとか、遊びに行きたいという欲望が少なく、旅行にはあまり興味はありません。
美味しい物食べて、推しカプのエッチな話を書くのが一番幸せ!!
のはずですが、家と職場を往復する生活だけだと、淀んでしまうんだなぁと気が付きました。
今後は定期的にリフレッシュして、いつも心身ともに元気な状態でオタ活をしていきたいと思います!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?