見出し画像

企業課題解決プログラム・キックオフ(株式会社マルヤナギ小倉屋×甲南大学・西村ゼミ)

2023年12月12日(火)甲南大学岡本キャンパスにて、株式会社マルヤナギ小倉屋(本社:神戸市東灘区)と甲南大学経営学部・西村順二教授のゼミ生(2回生)による企業課題解決プログラムの取り組みが始まりました。


①㈱マルヤナギ小倉屋の事業内容、商品、販売状況、課題について

まずは、もち麦の試食が行われました。
海外産と兵庫県産のもち麦おにぎりが配られ、学生からは「美味しい!」「もちもちしている」などの声が上がりました。
また、「どちらが国産だろう?」「色や香りに違いはあるか?」と比較したり、写真を撮り記録する学生も見られました。
実際に食べてみたことでもち麦への興味が高まったようです。

もち麦を試食
商品を手に取って確認「このパッケージ見たことあるかも?」

続いて、(株)マルヤナギ小倉屋の溝口氏・田中氏より事業内容、商品、販売状況、課題について説明が行われ、今後、兵庫県産もち麦「キラリモチ」を若年層に向けた主力商品として位置づけ、PRしていきたいと説明がありました。
本取組では「兵庫県産もち麦の認知度向上と喫食の機会の増加」を課題とし、学生と共に取り組みたい事として、もち麦の魅力の整理、ターゲットの選定、PR方法の検討が挙げられました。 

事業内容や課題についての説明に真剣に耳を傾ける学生たち

②ゼミ生から、企業への質問

多くの質問がありました

学生からは、「若い年代に売れている商品は?」「パッケージでこだわっている点は?」「現在行っているPR活動は?」等、多数の質問がありました。
その熱心さに驚きながら、企業側は丁寧に回答していました。

最後に、西村教授から「解決するべき、寄与するべき社会課題はありますか?」との質問があり、「企業としては、商品がただ売れればいいというものではなく、大切にしているものがある」と話されました。
(株)マルヤナギ小倉屋としては、
・素材そのものの美味しさを提供すること(ジャンキーな美味しさではなく、健康価値の高い食材(食品)を広めたい)
・農家が品質向上を目指せる環境を提供すること
・伝統食品の素晴らしさを次の世代に伝えること
を大事にしているそうです。

所感

2回生のゼミは後期からスタートしたばかりとのことですが、笑顔を絶やさず熱心に話し合う姿が前向きで頼もしく感じました。
今後、学生は企業様との連携を図り、企業の理念を大切にしながら、解決案を探っていきます。
どのような案が生み出されるのか、楽しみにしています!

今後の進捗状況は、noteにてお伝えします!