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spicagraph
女友達の話。
付き合いの長い女友達がいる。
出会った場所は大学。
同じ学部だった。
学生の頃から一緒にスタバで喋ったり、映画を観に行ったり、そういうことをしていたが恋人関係になったことは今まで一度もない。
そしてこいつは今まで出会った女性の中で俺が最も信頼している人。
こいつがいてくれたから頑張ってこれたし、今も頑張れることがある。
逆に向こうも俺がいるから同じように思ってくれるらしい。
ありがたい。
持ちつ持たれつの関係って感じ。
なんか上で何度か「こいつ」と俺の心の自然な声が文章に出た。
まあ、この呼び方が楽だ。
こいつは少し気難しいところもあるけど俺はそれに慣れている。
そうなるまでにお互い険悪な状況になったことは何度かあるけど。
男女って友達同士でも距離が近いと特に理由が無くてもタイミング悪く、気分などでその場の雰囲気が悪くなってしまうことがある。
だから言葉に出して修復しようと話し合っていると、さらにお互いの不満が出てくる。
そして1度ではなく俺の記憶では3度ほど「さようなら。もう会うことはない」という感じの話が出た記憶がある。
しかし数日間お互い頭を冷やすとまた話し合いをして今もお互いの関係を大切にし合っている。
だからいつの間にか自然とこいつを大切にしようと思えるのである。
「いつもありがとう」
その気持ちはいつも持っている。
まあ、もう少し俺に優しくしてくれないかなと思いつつ、実はだいぶ優しくしてくれているんだよなぁと書いてみて思う。
では、また。
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