頂き物

こんにちは

面白いとかそういうわけではないんですが、釣りをしているとこんな事もあるんだ~みたいな体験を記載させて頂こうと思います。

以前の投稿にも記載しましたが、一時期勤務前に近くの港付近で釣りをして出勤していた時期がありました。

そのポイントは以前32センチぐらいの大型のカサゴを釣った事のある個人的に優良なポイントでした。

その釣り場でよく同じ時間帯に釣りをしているお兄さんがいました。
そのお兄さんは基本的にルアー釣りをしていたんです。

ある日、そのお兄さんはいつも黙々と静かに釣りをしていたんですが、
その日は違いました。
えっ⁉うわ~⁉噓~!あっ⁉
と周りの人達に聞こえる声で少し大きめな独り言を言っていました。
普段無口な人がどうしたんだろう?
そんな興味にそそられ、その人の動向が気になり覗き込みました。

すると
なにやら網入れに苦戦している様な感じでした。
その場には、他に誰もいなかった為、手伝う事にしました。
手伝いに向かう最中、その人の苦戦している理由が判明しました。

原因は、お兄さんの竿にかかっていた獲物にありました。

その正体は、アカエイ。
タモ入れの際、エイが激しく暴れ、そりゃ~タモ入れに苦戦するわけだ。
片手に竿、片手にタモ、それでもって大きなエイが暴れて苦戦していた。

とっさの事ではありましたが、なんとかしなきゃの思いで、タモ入れを手伝いました。
アカエイのしっぽには毒針がある為要注意なんですが、二人で協力し、針を外し、海に返しました。

しばらくして、お兄さんは撤収し始め、帰り際に私に話しかけてくれました。
さっきはありがとう。
もし良かったらコレさっき釣れたんだけど、もらってくれないか?
それは、60センチぐらいのスズキ。
こんな立派なスズキは、頂けませんよ。と言いましたが、
お兄さん曰く
ここ数日、毎日一匹ずつぐらい釣れていて、もう食べきれないから、もらって欲しい。との事。
また、アカエイが釣れた事が無かった為、どうして良いのか判らなかったから、本当に嬉しかったとの事で、断り切れず頂く事にしました。

海辺で、血抜き、鱗取り、内臓を摘出し、クーラーボックスにて保存し、出勤しました。


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