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2023年のコンサドーレをポジティブに振り返る

*この記事は北海道コンサドーレ札幌 Advent Calendar 2023に参加しています。

2023年も残すところ2週間を切りました。シーズンが閉幕して2週間、今週末には24シーズンの開幕カードが公表されるので、
意外と長いと思っていたオフシーズンもあっという間だなと思います。

今年は35試合いったようです。
新型コロナに罹ったり、仕事だったりでいけなかった試合もありますが今年もたくさん見に行ったなと思います。
コンサドーレ以外のゲームについても数試合ですがいけました。大宮vs水戸、マリノスvs新潟の2試合だったと記憶してます。
来シーズンはコンサドーレ以外の試合も現地で見たいと思いつつ、やはりコンサドーレ中心になるのかなと思いますし、
なにより自分のプレーする時間をもっと作りたいと思います。そこを両立したいです。

今年のコンサドーレ関係のよかった部分にフォーカスして2023年振り返りたいと思います。

①たくさん点が取れたこと

一時期はリーグトップの得点数だった時期もあり、夏前までは今年いいところいけるんじゃないかと期待できました。
 結果はリーグ3位でしたが、ここまで点を取れたシーズンは過去最高だった2019シーズンよりも多く点を取りました。
 しかも点の取り方もチームでしっかり相手を崩して点を取ることが出来ている場面が多く、他のチームに比べてもそこはだいぶ洗練された感じを見受けられました。チャンスの構築、アタッキングサードへの侵入についてもリーグ屈指の数字をたたき出しているはずです。また2桁得点を取った浅野選手やシーズン途中で移籍した金子選手も6点取り、ケガで離脱しながらも6点取った小柏選手、DFながら4得点している田中駿汰選手の活躍は光るものがありました。
 攻撃的サッカーの結果を得点数で見るわけではないですが、結果的にたくさん点のとれたシーズンでたくさんのゴールみんなで分かり合えたんだなと振り返って思いました。

②スタジアムに声が戻ってきたこと

昨年終わりごろからマスクをつけての応援が許されるようになり、今年の初めも同じ感じ。
 5月に新型コロナウイルス感染症の2類から5類への移行に伴い、マスクをつけることが自由になりスタジアムのどこからでも声を出せるようになりました。スタジアムの中に本物の声が戻ってきたシーズンだったと思います。
 歓声はこれまで自然発生的にありましたし、マスクをしての声出し応援は可能でした。しかし声を出せるエリアが限定されていたり、入場できる人数
制限があったりとコロナ前と比べてさみしいものがありました。
 もちろんコロナ禍で得られたもののあると思います。個人的にはサッカーを俯瞰してみる楽しさを思いだしたことが挙げられますし、アウェイのスタジアムの一部が自由席だったところが指定席化が常態化されたことに伴い、
遠征先で並ぶ時間や待つ時間に取られていた時間をほかのことに充てることができるようになったのは良い点かなと思いました。
しかし普段ゴール裏にいると声を出して応援をしたくなります。ですので5月の5類移行を機にコロナ前の様子にスタジアムが徐々に戻ってきたのは直に喜ばしいことだと思いました。
ポストコロナの2023年末、守るべきもの、見直していくもの、新しく試してみるもの・・・、試行錯誤していきながら居心地のよいエキサイティングなスタジアムになればよいなと思います。

③コンサドーレが選ばれるクラブになってきたこと

田中駿汰選手、金子選手、小柏選手、柏へ移籍した高嶺選手のような大学サッカーのトップオブトップで活躍してきた選手がコンサドーレを選び、結果を残して、チームに愛着を持ってくれる。
そんな未来を過去に想像できたでしょうか。私自身大学までサッカーをやっていて、大学サッカーを運営する立場を経験してきたものとして、
大学サッカーの注目選手がコンサドーレを選んでくれるようになったのはものすごくうれしいことです。
過去にコンサドーレを選んでくれた選手はいますが、元々北海道にゆかりがある、コンサドーレしか声がかからなかったような感じで、有名どころの選手はなかなかコンサドーレを選んでくれませんでした。
私が学生時代、いろんなクラブのスカウトや強化担当者とお話する機会がありましたが、そこにコンサドーレの関係者はいなくて、全国大会の視察もあまりしている感じはなかったです。
2010年代初め川崎や清水、ガンバ、広島などがよく大卒選手から選ばれている印象がありました。選ばれているクラブはスカウトが大学リーグにちゃんと足を運んでいる印象があります。
最近、北海道に住んでいることもあり、関西学生リーグや関東大学リーグを直接見る機会はなく、関係者としても見に行くことはないですが、
よくコンサドーレのスカウトが見に行っていると聞きます。
そういった活動と田中駿汰選手や金子選手、小柏選手の活躍を聞いて、攻撃に魅力あるサッカーにひかれてコンサドーレを選んでくれていると想像すると未来がポジティブに思えます。
来シーズン福岡大から岡田大和選手、明治大から田中克幸選手、25シーズンからですが引き続き特別指定選手として活動するであろう木戸選手など大学のトップレベルを経験した選手が来てくれます。
キャンプにもたくさんの大学4年生、3年生の選手が参加するでしょう。
コンサドーレでサッカーをしたいという高校・大学の選手が増えるといいな個人的に思います。
(個人的には母校の出身選手がいつか大卒として来てくれたらいいなと思います。パス繋ぐことや走ることには長けているのでスカウトの方々見てやってください。)
また、ユースを卒業した選手が大学でもサッカーを続けていることが選ばれるクラブになっていることを証明する点であると思います。私が学生のころは大学でも道内、ほんの一部だけ関東に行く。そんな感じでした。今は多くのユース出身者が関東・関西、九州の強豪大学に進学しています。おそらくトップチームの大卒選手がコンサドーレのトップチームで活躍していること、ユースの選手が進学する先の大学出身者に大学サッカーのいいところ悪いところをちゃんと聞ける環境が出来つつあるのかなと思います。多くの選手に選ばれる、ユース出身者がコンサドーレに戻って活躍したいと思えるクラブになればサポーターとしてもうれしいですね。

④順位を上げるための課題が明確であること

ミシャが来て6年、次で7年目のシーズン。コンサドーレのサッカーのスタイルは確立されてきたと思います。誰がでても精度にばらつきがありますが大体同じことが出来る。パスがオートマチックにつながる。攻撃の形をたくさん作れる。攻撃に重きを置くサッカーがチーム・サポーターに浸透していると思います。
 「守備が・・・」という声を聞きますが、失点の大部分がカウンターであることを考えると決して守備が機能していないわけではないと思います。
 前線からボールを追って、相手のミスを誘うこと、1対1の場面で負けることがあまりないこと、アタッキングサードやペナルティエリアに侵入を許しそのまま崩されること。
 それらのシーンは少ないように思います(見たくないシーンを忘れているかもしれません笑)。ですので相手に対してどう対応するかということにフォーカスするよりも自分たちのミスを減らすことにフォーカスしたほうが課題解決になると思います。
 あと2023年シーズンは相手チームの突出した個にやられた気がします。
 神戸の大迫勇也選手、武藤選手、川崎のマルシーニョ選手、夏まで名古屋にいたマテウス選手、広島の大迫敬介選手は対戦相手として厄介な存在に見ていて感じました。その個に対しての対策は必要ですが、チームとしてやるべきことの徹底、それを1シーズン続けるための身体づくりやメンタルケア、誰が出てもコンサドーレとしてのクオリティを下げることなくむしろ上げるようになれば、順位も上がっていくと思います。
 他のチームに比べると過去のコンサドーレに比べると課題はかなり明確だと思うのでそれをポジティブに捉えて来シーズン今年よりもいい順位に、カップ戦では優勝を狙ってほしいです。

まとめ

コンサドーレはここ数年飛躍的に成長しています。それはフットボールの面でも、経営面でもいえることです。コンサドーレを目にする機会も日本を超えています。
 これからますます大きくなるクラブだと思いますし、私も引き続き応援していきたいと思いました。
 個人的には北海道内でもっと影響力のあるクラブになれるといいなと思っています。でもそれはグローバルな戦略よりも難しいものと思います。
 最近コンサドーレを応援してくれる道内企業も増えてきました。北海道全体でコンサドーレを応援する雰囲気を醸成できればいいなと思います。
 まとまってないけど、これでおしまい。
最後まで読んでくださりありがとうございました。


昨年はスパイクのこと書いて、今年も同じこと書こうかと思いましたが、今年は自分の感じた・考えたことを書きました。
スパイクのことは機会があれば改めて書きます。
文章書くのは難しいですね・・・。


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