イリアナ・マトス クラシックギターコンサート(2019/8/1)
『イリアナ・マトス クラシックギターコンサート』に伺いました。(2019/8/1@国分寺いずみホール)
イリアナ・マトス(Iliana Matos)さんはキューバ出身の世界的ギタリストです。これまで11の国際コンクールで優勝してきた経歴の持ち主です。このコンサートは彼女にとっての初来日公演となりました。
前半はマトスさんのソロでアジャーラ『南米組曲』、バリオス『ワルツNo.4』、マルティン『南国風ディベルティメント』が演奏されました。とても自然体な雰囲気で、さりげなさの中に気品のある演奏でした。特に南米組曲はコンサートホールで聴いていることを忘れさせ、南米の市井の雰囲気が間近に感じられるようでした。
後半は日本初演となったブローウェル『儀式と祝祭の舞曲集 第2集』、タレガ『グラン・ホタ』、日本初演のマルティン『ハバナ組曲』、『アスタ・アリシア・バイラ』が演奏されました。
後半3曲目以降はマトスさんと同門でマドリッド王立上級音楽院ギター科を日本人女性として初めて卒業(優秀賞受賞)した坪川 真理子さんが加わり、より色彩感が豊かなギターデュオが繰り広げられました。
ささやくような音色、情熱的な場面での閃光のような響き、特殊奏法など、どれもが豊かで素晴らしいコンサートでした!
皆さんもぜひコンパスを使ってコンサートをお楽しみください!
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