ピアソラナイト in 逗子(2019/4/13)
『ピアソラナイト in 逗子』に伺いました。(2019/4/13@逗子文化プラザホール「なぎさホール」)
タンゴの革命児 アストル・ピアソラの作品をサクソフォン四重奏&ピアノで演奏するコンサートです。サクソフォン奏者はソプラノ 角口 圭都 、アルト 完戸 吉由希、テナー 田中 麻樹子、バリトン 塩塚 純の4人。そしてピアニストは弘中 佑子 というメンバーによるアンサンブルでした。
冒頭はサクソフォン四重奏で始まり、続いて各奏者がピアノ伴奏によるソロ演奏を披露しました。華麗なソプラノ、ひそやかな弱音と柔らかな音色が印象的だったアルト、優しく歌うテナー、表現力豊かに驚くほど軽々と演奏するバリトンと、それぞれ素晴らしいテクニックと演奏力を聴かせてくれました。弘中さんのピアノは透明感がありクリアな音色が印象的でした。
プログラム前半の最後には唯一ピアソラ以外の楽曲で、フランセが作曲したサックス四重奏曲「小四重奏曲」がお洒落に演奏されました。後半もピアソラの楽曲が見事なアンサンブルで続き、アンコール最後に最も有名な「リベルタンゴ」が情熱的にホールに響きました。元気で前向きな気持ちになる楽しいコンサートでした。
皆さんもぜひコンパスを使ってコンサートをお楽しみください!
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