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受験生のサポート

なんだか今回は、すんごくファイトなブログです(笑)

この夏休みは受験生三男のスケジューリングや送迎サポートなど、気持ち的にも時間的にも忙しない日々です。

三男は、バレーボールに夢中で、高校でも続けていきたい意向です。
コロナなどの情勢にも左右され、時間的にも経験的にも活動を、制限された学年でした(もちろんコロナに関しては、自分たちだけではなく、一年先輩や後輩たちもよく似た環境ではあります。)。
そんな中でも、中学生活、監督やチームメイトに恵まれて、ぐんぐん上達もしました。

次の3年間を自分の求める環境に身を置けるように〜、からの夏休みの高校の部活体験、説明会などを渡り歩くのですが、スポーツを主に考えて進学するという道は、我が家では初めてで、夫も私もゆるく部活を楽しんだ事はあっても、その畑は未知のものです。

今は、推薦枠の事や専攻科の事など、親も一緒に勉強、見学という感じです。

そんな中、三男は本人の志望校に向けて学力も上げていかないといけない状況。なかなかに忙しく、気力体力が要りますよね。

受験に関しては、いろいろな意見があると思いますが、私は悪いイメージだけでは無いんです。
苦手な事にも向き合う時間や、スケジューリングしてなんとかこなす工夫だったり、自分のちょっと先の未来へ意識を向けて真剣に考える時間だったり、それらを親子で共有したり、話しあったりできるきっかけにもなるな、と思います。

ま、高校受験サポートに関しては、子どもの性分によるな〜というのが、子育てしてての実感ですが。

長男は、小さい頃から、「この子は受験とかの枠の中での取り組みは苦労あるかもな」とは思っていたけど、進みたい道を自分で早くに見つけられたり、根っこが真面目だから、「好きじゃなくてもこなす」みたいな事はある程度自分からしてました。
そして、行動力もあったから、持ち前のバイタリティで、今の環境に突き進んで行ったように見ています。

次男は、そもそも読み書きに苦が無く、むしろ好きなタチでした。
「自分のじゃない学校のお知らせプリントなんかが机に置いてあると、オヤツを食べながら目を通してる」みたいな、文字から情報を入れる事にてらいがありませんでした。
ある程度なんでも器用にこなすので、自分の道を見つけてほしいなあと見守っていました。
「小中の勉強は自分は特に面白いとは思わなかったけど、『高校以降自分が面白いと思える勉強を思いっきりできる環境に行くためにする事』と高校受験の時考えた」と後から聞きました。
そして大学受験の時、今までボンヤリと思っていた事を真剣に考えたようです。
決めたら、後は、自分のするべき事がはっきり見えたのか、彼らしく邁進したのだと思います。

三男は、人好きで、周りの方にも恵まれて、楽しい時間というのが大好き。明るくて感受性豊かで、俊敏。
ペーパーの勉強は、苦手意識が強いけど、実生活での計算や周りを見る力は親も認める力があります。
でも甘えん坊なところも。楽な方に流れるところも。めんどくさがりやなところも。
親だから、ずっと見てるから、感じる部分が気になるのも現実。
そして、1人でするより、横についての伴走を欲しがるタイプ。
なので、今親子間ではちょくちょく繰り広げられてる叱咤激励。
受験じゃなかったら言わなくて良い言葉もたくさんありますが。。

でも、

・「楽」と「楽しい」は違うよ
→部活体験見学をした後の感想からの話し

・理屈を考えるのに頭が動かないなら勘を働かせろ!
→高校の説明会見学に行った時、校内に入った時の感触の話し

・意識をキュッと集中させてアンテナたてろ!
→夏休み課題の丸つけをしてる時(笑)

などなど、今よりもっと先、いつか本当に親を頼らず、自分で自分のことを考えて選んだり進んだりする時にも残っていたらいいなと思う言葉を声かけするように意識しています。

次の春、結果じゃなくて、これらの過程を振り返って、「よくがんばったね」と言えたらいいなと思って親子で過ごす毎日です。

長男次男が巣立った今、毎日側にいてできるサポートがあったり、腹が立っても直接言い合ったり、顔の表情を見て汲み取ったり、そんな関わりができる時間は、大切な時間と実感しています。


(西垣)

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