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女性はどこにいる?

東京大学の女性合格者が21.1%となったことがニュースになりました。
東大学部生の女性の割合はこれまで一度も2割を超えたことがないそうで、彼女たちが入学すれば初めて「2割の壁」を超えるかもしれません。ようやくここか…という気持ちと、ついにここまで、という気持ちと。ニュースを見て複雑な感情が押し寄せましたが、彼女たちが充実した大学生活を送れるよう祈っています。

わたしたちが過ごしている社会は、見た目上はは男女半々が過ごしています。
わたしの会社でも、オフィスをぱっと見ると同数の男女が勤務しているように見えますが、女性の多くはサポート業務を担っていて、責任者は男性がほとんど。部署長だけの会議になると出席者は9割以上が男性です。
政府が「2020年までに指導的地位に女性が占める割合が少なくとも30%程度」という目標を掲げたのはなんと2003年のことだそうです。
この17年の間、一体なにをしていたんだ(というか、何もしていなかったのでしょうが…)と愕然とする一方で、ここ数年で声を上げる方々が増え、風向きが徐々に変わりつつあることも感じます。

わたし自身も、将来会社で責任あるポジションに就いている自分の姿を想像できずにいるのが正直なところでした。
最近までは、単純に自分に能力がないからと、自分自身の素質の問題だと思っていたのですが、フェミニズムを勉強する中で、環境による要因も大きいかもしれない、と気づくことができました。
「女性は男性よりも自信を持ちにくい」「現状の日本は女性が自信を持ちにくいように設計されている」ということがわかれば、現在の環境にどう対峙していくかを考えることができます。未だに自信を持つのは難しいのですが「わたしは自分が思っているよりも仕事ができる!」と自分に言い聞かせるようにしています。

女性は管理職になりたがらないので、男性に対するよりも繰り返し声をかけることが必要だ、という声があります。残念ながらわたしの会社では女性への激励はあまりないので、せめて自分だけは自分を褒めて伸ばさなければならないと責任を感じています。

ガールズリーダーシッププログラムでも、自分自身を好きになってもらうこと、自分に自信を持ってもらうことを大事にしています。
日本では女性が活躍するにはまだまだ障害が多いのが現実。この先ガールズにも挫けそうな瞬間が来てしまうかもしれません。そんな時にコネクトシスターズが「あなたは素晴らしい。だからきっと大丈夫」と何度でも言えるような存在でありたいと改めて思います。

ビックシスター まいら
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コネクトシスターズでは、女の子や女性が自分らしく活躍する人生を応援し、ガールズリーダーシッププログラムを実施しています。

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