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自分の子供の関わる全ての人の本性が知りたい。

こんにちは。

小学生女子にオンラインでガールズリーダーシッププログラムを提供しています、コネクトシスターズです。女の子たちに自分らしく思いきり生きてほしい。【自分の人生を引っ張っていける力=リーダーシップ】を身につけてほしいと真剣に考えて、プログラムを運営しています。若い女性にリーダーシップのプログラムを提供する中で、どうしたら子供を守る事ができるかについてよく考え悩むことがあります。

18歳以下の女の子は、9人に1人が性的被害を受けている。こんな恐ろしい数字があります。これはアメリカのデータですが、子供への性的被害の実情を知るのはとても難しと言われており、本当の数はもっともっと多いとも言われていますよね。ともかく恐ろしい。アメリカでは性犯罪者の名前や住んでいる場所などはインターネットを調べるとすぐにわかる様になっています。自分の家の近所に性犯罪者が住んでいるかどうかも調べればすぐ分かります。でも日本だとペドフィリア(ペドファイル:ペドフィリアとは 16 歳以上のもので、「少なくとも 6 か月以上にわたって、繰 り返しかつ激しい性的興奮をもよおす想像を行い、1 人または 2 人以上の児童(通常は 13 歳以下)との性 行為にかかわる性的衝動あるいは行動をとった者)が児童性犯罪で捕まった後もまた、子供と多く触れ合う教育現場で働く事が出来てしまう。ということは、9人に1人という数字を大きく上回ってしまっている可能性、全然あり得ますよね。ちなみに、児童性犯罪者は1人の犯罪者につき平均して300人以上の子供に性加害をしているというデータや、性犯罪者は他の犯罪者よりも少なくとも4倍、再犯で逮捕されているというデータもあります。女の子は性犯罪に警戒するよう教育をされているが男の子は女の子ほど、警戒するように脅威雨をされていないために警戒心が少ないために、あえて男の子を狙うペドフィリアがいるという説もあります。ペドフィリアは治らないという人もいます。

小児性愛」という病 ―それは愛ではない の著者である斉藤さんは文春オンラインの記事で「痴漢や盗撮加害者のデータ分析をすると、一番多い層は四大卒で妻子がいるサラリーマンです。一方、ペドフィリアの人たちの学歴を見ると、中卒高卒が半分くらい。高学歴なタイプもいて、けっこう幅があります。しいて特徴を言うなれば、初診時の職種が、教職員や指導者など、子どもと日常的に接する仕事の人が全体の約3割であること。全人口に占める教職員や指導者の割合より、間違いなく高いと思います。」と仰られています。児童に性加害を繰り返す小児性犯罪者、ペドフィリアは、いかにして子供に近づくかを考え、子供と接することの出来る職業やボランティアの役職などに就く可能性が高いという事ですよね。どんな学歴の人か、どんな地位にいる人か特定する事は難しいけど子供の近くにいる。怖すぎます。また、93%の児童性犯罪の被害者(児童)はそのペドフィリア(加害者)と知り合いであるとも言われています。子供を守るために、世の中の子供達が知り合う、すれ違う全ての大人の本性が知りたくなります。変な人にはついていっちゃダメが通用せず、知ってる人の言うこと聞いちゃダメと教えればいいのだろうか?

何年も前にアメリカの女優Blake LivelyさんのスピーチをYoutubeで見てからずっと、ペドフィリアに対する恐怖心というか怒りというかがあり、その問題について考えるきっかけが何度かありました。そして、そういえば私自身、子供の頃、電車の中で痴漢にあったり小学生の頃には通学路で露出狂と呼ばれていた性犯罪者の被害に遭いました。それは私だけでなく、通学中のみんなが笑ってその人のこと話していたくらい、大勢の子供が被害者であるという意識はなく(今考えると恐ろしい状況ですが)被害に遭っていました。中学生の頃の記憶では、課外学習か修学旅行か何かで出掛けていた際にカメラマンの大人の男がクラスメイト女の子の事を可愛い好きだと言っていたか何かが噂となっていて、その男に聞こえる様に「気持ち悪いんだよ!」と、嫌味を言った事を覚えています。思い出すだけでも、被害に遭う確率は高く、児童への性被害について軽視されているところがあるのではないかなと思います。

大人になった今、そんな被害に遭う子供達がいる事が猛烈に悲しく悔しく、何かしたいという気持ちに掻き立たれます。私に出来る事、コネクトシスターズが出来る事は何なのだろうか?プログラム受講者のガールズ達が自分の身を守るために、何が出来るのだろうか。正直、出来る事って限られてしまっている気がしてしまい絶望感すら感じます。運だと言われるとそれまでなのかとも、思ってしまう。でも、それでも出来る事はしたい。子供は大人の親切な行動とペドフィリアの区別がつかない、だから大人が警戒し、大人が守ってあげなくてはならない。そうと分かっていても、子供の近くにいる立場でない私達、保護者やコミュニティー内で守ってあげられない私達からも、伝えられることは伝えたい。ペドフィリアに遭遇するのが不運だとしても、取り返しのつかない性被害につながる、もしくは性被害が繰り返される事を防ぐために、絶対に何かができると思うのです。

もちろん、親や周りの大人がまずは疑いの目を持つというのはとても大切な事だと思います。でもそれでも、親の目の届かないところで子供の世界はどんどん広がっていく。そして広がっていって欲しいと願っているのも親御さんの気持ちだと思います。親の目の行き届かないところで、どんどん人付き合いが増えていく、そんなガールズに知っておいてほしい、私達コネクトシスターズが悩みながら伝えたいと思っているポイントはこちらです↓

ポイント1  女の子の意見もとても大切

コンセント。もうアメリカの教育では当たり前となってきていますが、NOはNO。「いや」「やだ」はNO、だめ。何も言わなくても、だめ。返事がないのはNO。「いいよ」と言われて初めてYES。当たり前のことなのに、日本では根強く「いやよいやよも好きのうち」文化が強く残ってしまっている。子供は分からなくてNOと言っている、女の子が言ったNOはNOのうちにはいらない。そんな事ありません。女の子の意見もとても大切だということ、ガールズたちにも知ってほしい。2023年のプログラムではコンセントの授業が入っています。

ポイント2 インターネットとの付き合い方

Tik tok、Youtube、InstagramにLine。ソーシャルメディア上で知り合う、知ってるようで知らない人との付き合い。いいねの評価。なぜ個人情報を守ることが大切なのか?なりすましってどういうことなのか?なくてはならないインターネットと、どうやったら上手に付き合っていけるのか、ペドフィリアは90%が子供の知っている人、でも近年インターネットを通して知り合うという手段も増えています。何かある前に、写真を載せてしまう前に、いいねの数に翻弄されてしまう前に、知ってほしい、インターネットとの付き合い方。今年のプログラムにインターネットとの付き合い方も入っています!

ポイント3 文化は間違ってることがある・自分の作る自分の文化

女性が遠慮するのは日本の文化、女性がいると華やかになる、女性は男性に尽くす、女性は3歩下がって男性についていく、女性は耐える、女性は大人しく笑顔でいる、女性は・・・。それが文化だから、仕方なくない!アメリカでは当たり前のようにチップを払う文化、日本では払わない文化、日本では食事をする前にいただきますという文化、アメリカでは言わない文化、フランスでは男性がお酒をつぐ文化、日本では女性がお酒をつぐ文化。文化だから仕方ないではないということ、女だからヒジャブをかぶらないと外を歩いてはいけない、女だから学校に通ってはいけない、女だから選挙にはいけない、女だから働いてはいけない、女はえばってはいけない、女は抵抗してはいけない。そんな文化、聞いていたら女性はただされるがまま。自分にあった文化、自分が受け入れたいと思った文化だけ受け入れればいい。「よそのうちはよそのうち」と一緒、文化は間違っていることもある、自分に合った文化を見極めなければいけない。残念ながら文化のクラスは今年のプログラムには入っていませんが25年のプログラムでまた戻ってきます!

ポイント4 アイデンティティ・必ずいる自分のコミュニティ

人は一人だとやっぱり寂しい。誰かと繋がりたいと思い、コミュニティを探します。学校でなかなか友だちができないと自分が変わっているせいだと自分のアイデンティティを責めてしまう、そんな経験、大人でもありますよね?自分のアイデンティティを知るのってとても難しい。でも自分のアイデンティティが分からないと、自分にあうアイデンティティの人を見つけるのはもっと難しい。アイデンティティは日本人である、女性であるなど人から見たアイデンティティだけでなく、ハリポタファンであるみたいな自分が決めるアイデンティティーもある。そんな風に自分を知って、自信をつけて、人と繋がっていく。アイデンティティーのクラスも今年のプログラムに入っています!

ポイント5  人の評価のためじゃない自分のため

セルフオブジェクティフィケーション、人から見られる物として自分の体を見ている。自分の体を生きるため健康でいるための体としてみるのではなく、人から見られる物として見てしまっている。例えばプレゼンの時、人の前に立った瞬間、「あ、スカートおかしくないかな?」「前髪乱れてないかな?」「デブって思われてるよなー」なんてプレゼンの内容とは関係ない自分の外見のことを考えてしまう。これがセルフオブジェクティフィケーションです。このせいで、女子は男子よりも勉強に集中できなかったり、スポーツに集中できなかったりというデータがあります。人から承認されたい、自分の気持ちや自分の思いよりも、人からの評価を気にしてしまう、なぜなんだろう?大切な自分の体について考えるBody Imageのクラスを今年のプログラムでは準備しています。

ペドフィリアから子供を守るのは本当に難しい。だからこそ、出来る限りのことをしてあげたい、その保護者の皆様と同じ気持ちでコネクトシスターズのガールズリーダーシッププログラムでは今後も出来る限りのことをしていきたいと考えています。

プログラムにご興味を持ってくださった方は、プログラムの拡散にご協力いただけますと大変嬉しいです。小学生の娘様がいらっしゃる方は是非、保護者説明会にご参加ください。

説明会申込みフォーム
https://note.com/connectsisters/n/na300a57d999e

プログラム日程と募集対象

【低学年クラス】小学1年生〜3年生
日程:2023年7月22日(土)、23日(日)、24日(月)、28日(金)、29日(土)
時間:朝9時から12時まで
対象:小学1年生〜3年生
募集人数:12名

【高学年クラス】小学4年生〜6年生
高学年クラス2023年7月30日(日)、31日(月)、1日(火)、5日(土)、6日(日)
時間 朝9時から12時まで
対象:小学4年生〜6年生
募集人数:12名

【ボーナスクラス】夏のプログラムに参加したガールズだけが参加できるボーナスクラス。今年のボーナスクラスは3日間の親子で参加できるガールズリーダーシップのプログラムとなっています!
日程:10月28日、11月4日、11月11日
時間10時から12時(※ボーナスクラスの日程は変更になる可能性があります)

【同窓会】高学年クラスから立候補して同窓会を企画する企画チームを立ち上げます。同窓会企画チームのリードで2024年2月17日にオンラインで低学年と高学年の合同同窓会を行います。(※同窓会の日程は変更になる可能性があります。)

【参加方法】Zoom
【料金】16,800円(税込み)
※大勢の若い女性にプログラムを受講してほしいという想いで運営しています。特別な事情で参加費用の支払いが難しいという方は、その事情をメールにてご連絡ください。参加費免除もしくは割引の対象とできるか判断いたします。

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