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世界で起きていること TOP3 (5月18日)




1位:世界初、AI国際条約

  • 46ヵ国が加盟する欧州評議会で、初のAI国際条約が採択された

  • AIが人権・民主主義・法の支配といった基本的価値を損なわないことが目的

  • 締結国には、そのための対応が求められることになる

  • 9月に署名予定、批准を経て発行

  • 米国や日本など欧州以外の非加盟国でも批准可能

【参考】
欧州評議会、初の「AI国際条約」採択 日本も策定に参加(時事)
欧州評議会、初の「AI国際条約」採択 日本も策定に参加(日経)



2位:凍結ロシア資産の利子、使い道

  • 来週、G7財務相・中央銀行総裁会議がある

  • そこでイエレン米財務長官は、凍結したロシア資産から得られる利子収入をウクライナ支援に充てる案を、前倒しするよう合意したい

  • 6月のG7首脳会議に向けて動いている

  • EU内では先週、凍結しているロシア中央銀行の資産から得られる利子150億~200億ユーロを、ウクライナ支援に充てることで合意した

【参考】
米財務長官、ロシア凍結資産活用の前倒し提起へ 来週のG7会合(ロイター)
米財務長官、G7出席で来週訪欧 ロシア凍結資産、中国過剰生産を協議(時事)
EU、ロシア凍結資産活用で合意 利子でウクライナ軍事支援(ロイター)



3位:ロシア軍ハルキウ攻撃の理由

  • ロシア軍は先週ウクライナ国境都市ハルキウを奇襲、ウクライナ軍は撤退

  • 中国訪問中のプーチン氏は、ウクライナ側に責任があると主張

  • ウクライナ軍がロシアの国境地域を砲撃していることへの対応と説明

  • ハルキウを制圧する計画ではなく、あくまでも自衛のための「緩衝地帯」を設定していると述べた

  • ちなみに、ハリコフ(ロシア語)とハルキウ(ウクライナ語)は同じ場所

【参考】
ハリコフ攻撃、緩衝地帯の設定が目的 制圧計画せずとプーチン氏(ロイター)
プーチン氏、「緩衝地帯」設置を明言 ロシア攻撃のウクライナを批判(朝日)




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