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江田島の伝説言い伝え

虚構民俗学というのを適当にでっち上げたわけですが、虚構民俗学では元々残る伝説や言い伝えを元にするという基本部分があります。

そのため、本来なら、民俗学等で収集された各地域に根ざした伝説や言い伝えについてまずは詳しく知る必要があります。
では、そんなものをどこで知る事が出来るのか、と言うことですが、その地域に詳しい人に尋ねるというのが一番有効な手段と言えるでしょう。
出来れば、その地域に詳しい在野の歴史家、民俗学者、郷土史家などがいればそれにこしたことはありません。
が、そんな人とどこで知り合って、どこに行けばいいのかという問題が残ります。
そんな人間関係はすぐには構築できないので、昔からの歴史や郷土の言い伝えというと、そういう文献が各地域に少なからず存在するわけで、それを元に今後はいろいろと調べていこうと思っています。

で、まずは私が住んでいる広島県南部の島、具体的には江田島には一つの島の中に4つの町がありまして、それが合併して現在の江田島市となったわけです。
それぞれの町制はある程度長い時間が合ったので、それぞれの町の町史というのが編纂されています。
それを読み解いて、虚構民俗学として使えるものを取捨選択していく予定ではあるのですが、私が知っている伝説がいくつかあります。
一つは源平合戦の折、宮島の山の上から、平家の船を沈めるために弁慶が投げた大岩があるという、弁慶岩
そして、平家が天皇を連れて西国へおちていくときに立ち寄ったとき、能美島に上陸しようとしたときに蹴っ飛ばして転がった岩(けころがし岩)があり、島から京を思って高台から見たと言われる山(御立山)。
それ以外にもあるのかもしれませんが、私が現状知っているのはこの3つ。
それぞれの場所に行って見て、さらにまわりの状況を鑑みて、どんな虚構を加えたら、語り継がれる新たな伝説を作り上げることが出来るのか、考えていこうと思います。
皆さんの周りで伝わる言い伝えや、伝説はどんなものがありますか。

聞いてみて、明らかにそれは嘘でしょう、誰かの作り話でしょうというものほど、後世に残しておきたいと思うのは、フェイクニュースについてあれこれ問題がある現代においては逆行するのかもしれませんけどね

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