COCOAを入れた方が良い人

昨日、COCOAの陽性申請がドタバタした、という話を書きましたが、それをFacebookで公開したところ、「じゃあ、COCOAって全く役に立たないの?」という書き込みをいくつか頂きました。

結構しんどい思いをしましたが、それでも私はCOCOA入れておいて良かった、と思っています。
COCOAは周り1m四方に15分以上居続けた携帯に信号を送り合って情報を共有します。
この情報は14日経つと自動的に削除されるので、2週間より前の接触情報は判りません(というか、今のところ意味がないとされています)。
この周り1m四方に顔見知りでない人が15分近くいる環境にいる人は何処からウイルスを貰ってもおかしくない状況な訳です。
どういう環境かというと。
・電車やバス、飛行機などの交通機関を使う
・ターミナル駅の駅ビルや繁華街や百貨店に行く
・つまり都会で普通に買い物とかする
・本屋で立ち読みしちゃう
・ほぼ毎食外食。別に呑み屋に行くだけじゃなくて定食屋とか行く人も隣は知らない人ですよね? 
いくらお店が換気や消毒に力を入れていたとしても罹る可能性はゼロじゃない。
(因みに私の疫学調査ではキタや南森町で買い物してました、と申告すると「ああ…もうしょうがないですね…」という反応でした。よっぽど特定の街で無ければ追跡はしない、という方向みたいです、というか追跡しきれないっていうのが本音かも)

大阪は「大阪コロナ追跡システム」という独自のシステムを使っていますが、それも特定のエリアに入った人だけしか分かりませんし、そうそう店に入る度に登録していたら、駅ビルなんて滅茶苦茶めんどくさいですよね…

そういう時にはCOCOAお互いに入れておけば不特定多数の人が近くにいる環境でも少し安心かも、と思う訳です。
後、自分で新型コロナに感染した、と周りに言えなくてもCOCOA入れておけば「気をつけて!」とアプリを通して伝えられます。
私みたいに全部明らかにしてしまう人ばかりじゃないですものね…

反対に別に入れなくてもいいんじゃない?というのは、
・いつも会う人が決まっている人(そして感染したことを伝えられる関係性の人に限ります)
・不特定多数のいる所に出かけない人
・交通機関を使わない人
だと思います。特に、3つ目の交通機関を使わない人は多分COCOA入れてもほとんど意味がないんじゃないかな。
逆を言うと、交通機関を使う人は皆COCOAを入れておいた方が良いと思います。

自分が罹った時に隣の大事な人を守るのは自分の行動しかありません。
「罹ったかも」という大事なアラートと思えばCOCOAは便利な筈なんです。
後は厚労省の運用方法次第だと思います…

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