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神様に愛されるゼイタクのはじまり

某年12月某日。

今新しく工事中だというデンパサール空港に
生まれて初めて降り立った。

気温33度。
空気がムワ〜っとまとわりつく。

夜に近い夕方なのに「涼しい」は全くない。

そしてアジア独特かバリ独特か、
甘い花の香りを含んで漂う空気の香り。

バリ島の雰囲気に初めて触れた
第一印象は

「心地よかった」。

傷ついて助かりたくて
来たはずなのに

「心地よかった」。

イミグレを抜け、
荷物を受け取り、
到着ゲートを抜ける。


迎えが来ているはず。
そう思って見渡したゲートには
おびただしい数のお迎えの、

バリ人!バリ人!バリ人!

そしてお目当てのガイドさんを
見つけたその時、

日本にはない種類の、
濁りのない笑顔に

心の中の何かが溶け始めた。


バリに足を踏み入れた瞬間から
私・更云サリ(サライエサリ)は
すっかりバリの虜になっていたのです。


あの12月の初バリから

仕事をしながらでも
5年で10回はバリ島に足を運ぶことになったのも

何かご縁があるに違いない。


そのご縁が実は
「神様に愛されていたから」だったのを

私の住んでいる関東とは別の、

関西は京都・大阪で
知ることになるのです^ ^



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