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バリ島全体が神社!?

日本とバリ島を行き来していると

日本にあってバリ島にないもの
バリ島にあって日本にないもの

なんかが目に飛び込んできたり
印象の網に引っかかったりするんですわ。

その中の特に初日から
なんかぎょうさんあるなーって
思ってたのが

神さまの像。

正確にいうと

交差点のど真ん中に
鎮座する神様が

島内の交差点のかなりの確率で
おわしますのよ。

最初はね
「観光のためなんやなー」
くらいに思ってました。

3回目のバリ島で
初めて会ったアルちゃんに
(今はマブだち)

バリ島の交通について
感想を漏らしてみた。

「アルちゃん、バリ島って
 穏やかな人々の
 穏やかな人々による
 穏やかな人々のための
 交通やと思ったら

 違うのね。

 まあまあ危険運転炸裂やし
 日本よりヤバいかも。

 カブにノーヘルで七人乗りとか
 赤ちゃん乗せとか
 こわいわー。

 よう事故起きへんな。」

と彼にわかる日本語で
言ってみた。

そしたら
生粋のバリ人•アルちゃんが
こんな発言を続けた。

アル「サリさん、ホントそうね。

  でも事故が起きないよう
  神様が守ってくれてるから。」

サリ「そんな目に見えないものへの信仰だけで
   事故が防げるほど
   バリ島はもう未知な途上な島ちゃうで。」

アル「いやいや、見えてまんがな。
   おるやん、そこ。」

サリ「はいーーーっ?」


おった。

それは交差点のセンターにおわします
立派な立派な
ヒンズーのなんかの神様やった。。。

サリ「あれ、もしかしてお守りとして
   設置されてんの?」

アル「広い意味ではお守りになっとるかも
   やけどちょっと違う。
   事故の起きやすい交差点に
   神様がおったら、
   みんな遠慮して丁寧に通るやろ。
   
   それでスピード落として通過するから
   信号なくても事故起きにくいねん。

   観光物?
   ちゃうちゃう、生活の一部で
   交通の知恵やで。」

とアルちゃんは陽気に言った。

(あ、アルちゃんは標準語を
しゃべります。
なんでわざわざ関西弁に翻訳するのだw)

あー、でもわかる。

日本人だって
本当に神様にご挨拶の仕方を知ってたら

鳥居の真ん中くぐったり
参道の真ん中あるいたりせず

端っこを遠慮しながら
ゆっくり歩いて通るもん。

暴走ランニングする人、
神様の敷地や御前では
見たことないしな。。。。


ホンマに神様と生活が
いつも隣同士にあるんやなー

と思った、

日本になくて
バリにあるある、

でした。


更云サリ

   

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