神々、だからいい。神々の島バリ島。
スピリチュアルな世界からは縁遠かった私が
初めて興味を持って調べ始めた先が
宇宙でも子宮でも引き寄せでもなく、
世界3大宗教の「ヒンズー教」とは。
全く人生は面白いものです^ ^
(神様のいたずら!?w)
で、バリ島だけでなく
インドネシア全体の歴史文化など
色々と深めて行った上で
改めて
ヒンズー教と
バリ・ヒンズー教について
合点がいったことがあります。
「なんで世界ナンバーワンと言われるほど
リピート率1位の愛され方をするのか。」
「なぜ日本人がバリ島へ行くと懐かしいのか。」
それは
「一神教じゃないから」
です。
世界で政治利用された宗教というのは
だいたい一神教です。
キリスト教のイエス・キリスト
イスラム教のアラー、そして始祖モハメッド、
仏教のブッダ(ゴータマ・シッダルタ)
絶対的な存在はたった一人、
というのが
政治と結びやすかったのかなと察します。
一方で、
ヒンズーや日本神道はは多神教。
ヒンズーと政教一致した政治や国家は
あまり耳にしませんね、確かに。
大学の先生から教わって目からウロコでした。
日本神道と同じように
ヒンズー教には何人もの神様がたくさんいて
神様なのに人間くさくて(笑)
得意不得意があり、
司る分野もそれに合わせて
たくさんの神様が強みを生かして
役割を分かち合っています。
結婚もした夫婦神がいて
その子ども神がいて、
男神は嫉妬もするし
女神はヤキモチを焼くし
とても人間らしくて
偉大で
威厳があって
有能で
寛容で
愛嬌があって
失敗もして
それでいて
強くて
弱くて
ヘタレで
残忍だったり。
これが一神教の島、だったら
ここまでピュアな笑顔を育てた島になっていたかしら、
ここまで外国人を魅了する島になっていたかしら、
ここまでヨガやスピリチュアルの聖地になっていたかしら、
と思うのです。
インドネシアはイスラム教徒が
圧倒的多数派ですが、
バリ島だけはヒンズー教徒が
圧倒的多数派です。
また、バリ島だけが
ここまで神々の島と呼ばれるのは
他国のヒンズー教と違って
「バリ・ヒンズー」という独特の文化が
育っているという経緯があります。
外国人にとっては
本来の人間のままの心で過ごせる、
争いや競い合いから解放される、
癒しの究極が
この「バリ・ヒンズー」にはあるのです。
また次回♡