見出し画像

女性誌コーナー・女児玩具コーナーとは?

#国際女性デーによせて

国際女性デーにあわせて「科学における女性と女児の国際デー」をテーマに考えてみました。女性と女児はこれまで長い間、差別的な固定概念のために、科学・技術・工学・数学の教育(STEM教育)を平等に受けることができなかった背景がありました。 私たちの地球を守るために国連が主導する「持続可能な開発目標」など、国際的な開発目標を達成するためには、「科学」と「男女平等」の両方が不可欠であると考えています。
私の身近な事例として、ある書店に行ったときのです。多様性やSDGsを取り上げた雑誌も多くあり手にとって読んでみようと思ったとき、“女性誌コーナー”の看板に気づき、気まずい雰囲気を感じてしまいその場を立ち去りました。ふと思ったことは、女性誌・男性誌となにか?と思ったことです。
日本の女性雑誌が美容・ファッションといったおしゃれに関する項目であり、加えて料理などの家事についての多く、おしゃれと家事は女性雑誌、余暇やDIY、アウトドア、車に電車は男性雑誌というように性別による役割分業が私達の身近なところでも表現されています。加えて、通販大手のアマゾンのホームページでも、おもちゃのカテゴリーでは、女児玩具コーナーには、ぬいぐるみやクッキングがラインナップされ、男児玩具コーナーには、自動車・電車、プラモデル、ラジコンや戦隊モノのおもちゃが数多くみうけられます。
そのような潜入感や環境が、女性や女児からSTEM教育から無意識に遠ざけ、偏りの世界を創造している可能性もあると思いました。

多様性を尊重し、性別に関係なく入れる性別不問トイレ(パブリックトイレ)設置も進められており、雑誌コーナやおもちゃ分類にも多様性に向けた変化があるのではないかと思いました。 20220306


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?