エンジニア必見!LinuxサーバーでBoxをマウントする方法

LinuxサーバーでBoxをマウントして使う方法

今回は、少し変わったBoxの使い方をご紹介します。

通常、BoxはWindowsやMac、またはスマートフォンで利用されることがほとんどですが、実はLinuxサーバーからも利用できることをご存じでしょうか?

LinuxサーバーでBoxのクラウド領域をマウントするには、「Rclone」というツールを使います。このツールはオープンソースで、誰でも無料で使用できるのが魅力です。

Boxは無制限のストレージを提供しているので、Linuxサーバーからも無限のデータ領域をマウントして利用することが可能です。まさに夢のようなサービスです。

実際にマウントしたときのdfコマンド結果

ただし、Boxの「Fair Use Policy」によると、1アカウントあたり月間1TBまでのデータ転送に制限がありますので、その点は注意が必要です。保存容量には制限がありませんが、データの転送量には上限が設定されています。

LinuxサーバーのファイルシステムとしてBoxをマウントし、ファイルの読み書きができるのは驚きです。ただし、ローカルディスクとは異なり、ファイル数が増えると初回アクセスに時間が掛かります。

また、LinuxサーバーとWindowsやMacのクライアントPC間で、Boxを通じてデータのやり取りができるのも大きなメリットです。

少しマニアックな話ではありますが、エンジニアにとっては活用方法が広がる便利な機能だと思います。

今回は、Boxの意外な使い方についてご紹介しました。ぜひ試してみてください。