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食のイベントでコミュニティを作る

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食のイベントを通じて集い、コミュニティを作る活動のアーカイブと食のイベントの作り方をまとめました。
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記事一覧

新しい年、気楽にいい加減な家庭料理

新年あけましておめでとうございます。 世界中が激動の時代を駆け抜け、試行錯誤した2020年。 菓子製造業許可付きシェアキッチンでは、マルシェで販売する人の利用がほとんどで全てのイベントが中止になり、キャンセル返金で売上がマイナスになったり先が見えない不安が募りました。みなさん同じ状況だったと思います。 オンラインでいろんな取り組みをしてみました。 ベーグルやインドカレーをつくったり、パンとコーヒーを送ってモーニング会をしたり、というオンラインイベントをしてみました。 こ

みんなで作って食べて人の繋がりを作る

随分久しぶりの投稿になってしまいました。 改装したり、商品開発したりといろいろとやっていたわけですが、地域活性学会という学会でちょいみせキッチンを事例とした研究発表をしてました。 研究ってどういうこと?ってよく聞かれるんですが、顕微鏡使って試験管振ってみたいなイメージがもしかしてあるかもしれませんが、わたしは、食を通じた人の繋がりや地域コミュニティについて専門に研究しています。 シェアキッチンが人や社会にどのような影響を与え、どのような価値を生んでいるのかを、観察したり、

オンライン カルティカさんのカレーの日レポート

これまでも私が運営するちょいみせキッチンでは、作って食べるイベントを定期的に開催していました。 集まることが規制されてからは、オンラインでの開催も試みてきました。 今回は、南インド出身のカルティカさんが毎日食べているカレーのひとつほうれん草とコーンのカレーとインドの薄焼きパン「パラタ」作りをオンラインでみんなで作って食べるを挑戦してみました! 事前に計量済みのスパイスとパラタ用の小麦粉をお届け ほうれん草、トマトなどの野菜は各自用意してもらいました。 時間通りにZoom

自粛生活で得たものーオンラインモーニング会やってみたー

前回の記事の最後に次回は、シェアキッチンのお話と予告しておきながらどうしても書きたいことが出来てしまったので差込みました。 「オンラインで食べること」では、誰かと一緒に食べたいという欲求は人間の本能と繋がってるというお話でした、誰かと食事をしたい、食べるという行為の時間を共有することで、共食の代わりとして欲求を満たしているといえます。その欲求をオンライン飲み会や食事会で補っている人が多くいるというお話でした。 前出の記事でも書いていますが、オンラインとリアルでの大きな違い

オンラインで一緒に食べること

前回の、食を共にすることでは、地域での食を通じたつながりと人間の共食についてのお話でした。現在、世界各国でロックダウンや自粛生活と言われ、自由に仲間と会うことはもちろん、一緒に食事をすることが難しくなりました。 一人で孤独に食事をすることが続けば、人は誰かと共に食事をしたいと思うことは本能的欲求であるといえます。そこで登場したのがオンラインを利用した飲み会や食事会です。 オンライン飲み会オンラインでの飲み会は、もはや市民権を得たと言ってもいいほど、当たり前のものに

オンラインモーニング会で欲求を満たす

モーニングは厚切りトースト、バタートーストで半分、残りを小倉あんで決めた後、読書しようと横になったら午前中終了してました。 外出自粛の毎日で、喫茶店も休業しているお店が多く気軽にモーニングに行けません。 わたしたちのモーニング東海地区での喫茶店では、オープンから午前11時くらいまで飲み物を注文をすると、トーストや卵料理、茹で卵やオムレツ、茶碗蒸しが出てくるとあがります。サラダやデザート、おにぎりや味噌汁まで出てくるところもあって。サービス合戦のようなところもあります。