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モンブランから得た気づき

昨日は、艶についての話を書きました。
ここ数日の記事とは異なって、
過去を振り返って今思うことを
書くというよりも、
今現在の私が体験していることを
書いた日記のような感じで書いたので、
「スキ」をいただけて
ほっとしております。
皆さまの優しさには、
いくら感謝してもしすぎることはありませんね。
いつもありがとうございます。

それで、
今日も昨日あったことと、
そこから派生してどんどんと
広がっていった話を
書こうとしている次第です。
良かったら、
お付き合いいただけると
とてもうれしいです。

昨日は、
美容室でカラーを終えた直後に
カフェに入って記事を書きました。
そのあとの出来事です。

記事を書き終えて、
私は主人と待ち合わせているお店に向かい、
一緒に食事をしました。
ここまでは特に何もなく、
普通に楽しい時間を過ごしました。

しかし、
事件はデザートのあとに起きたのです。

私も主人も、
デザートにモンブランを注文しました。

他のお客様のテーブルで、
目の前でマロンペーストを絞り出して
作ってもらえるのを見て、
私がモンブランにしたい!と
言ったのが事件の発端です。
なんかしかも、液体窒素を使ってラム酒の
風味付けをするみたいな演出も見ちゃったの。
おそらくお店としては、
自慢の一品だと思われます。

そのモンブランを食べ終えて、
コーヒーをサーブしてくれる
スタッフさんに
「モンブランはいかがでしたか?」
と聞かれました。

正直に言うと、
普段のモンブランと違います。
マロンペーストが絞られる機械についてる
絞り口の網目が通常よりも細かいらしく、
ペーストの口当たりがなめらかで
上等な和菓子を食べているような気分でした。
なので、
おいしいかどうかより、
新しい感じというほうが先行していました。

私は、スタッフさんに
「口当たりがなめらかで、繊細でした。」
と伝えて美味しいかどうかについては
言及しなかったのです。
それに応えるように、
「絞り口の網目はわずか1ミリのものを使っているので、そういった口当たりになるんですよ。」
とスタッフさんは仰られました。
「1ミリってすごく細かいですねー。」
と当たり障りなく会話していたのですが・・・。

突如、主人が
「私は美味しくありませんでした。」
と言ったのです。

「!!!!!。」

その場の空気が凍り付いたように感じました。
網目の細かさをさらに詳しく掘り下げた直後に、
そんなことを言われるなんて
スタッフさんもかなり驚いたことでしょう。

「そうでしたか・・・。」
スタッフさんはそれしか言えなくなっていました。
「すみません!」
私は居た堪れない気持ちで溢れ、慌てて平謝り。

だされたコーヒーを飲みながら、
コーヒーにそえられた、
一口サイズの小さいガトーショコラを
口に運びながら、
私は主人に伝えました。

「もう少し、違う言い方できない?」

「まずいとは言ってないし。」

「美味しくないも、まずいもほぼ一緒だから!
 美味しいとか美味しくないまわりの
 言葉を避けて感想を伝えることもできるでしょ。」

「またこのお店に来ようと思ったから言ったんだよ。そのほうがお互いのためだし。」

「わからなくもないけれど、今度来たときは別のデザートにすればいいだけだし。なにより、一緒にいる私が気まずかった。」

「それは、ごめん。」

せっかく、楽しかった食事でしたが
雰囲気をぶち壊された感じがして、
私は少し怒ってしまったのです。

だけれど、
「心の在り方」を教わっているかねやんと
前日「許容」について
話したばかりだったのです。

私は主人の思ったことを直球で伝える、
という個性を許容できていなかった。
許容できていれば、
「はっきり言う人で!すみません!」
といってその場を収めていれば、
主人に怒らないでいてあげられたかな・・・
と主人の個性を許容できなかった自分に
少し落ち込みました。

今日になって、
ここまでの話を
「昨日「許容」について、
早速考えることがありました。」
ということで、
かねやんとヒロさんの
グループLINEに送ったのです。

まさか、
ここからさらに話が発展して、
沢山気づくことがあるだなんて
その時は思いもしませんでした。

まず、
なぜ「怒ってしまったか」を
考えてみましょう。
というところからスタート。

それは、
私にとっての当たり前
要するにバイアスがかかっているから、
怒りという感情になった
ということでした。

私にとっての当たり前は、

事実をそのまま伝えたら
その場が気まずくなったり
相手を傷つけてしまいそうな場合には、
直接的な表現をしないようにする。

自分と一緒にいる人のために、
自分たちの周囲にいる人たちにも気を遣う。

ということだったんですね。

それで、
私は私にとっての当たり前を
主人がしてくれなくて
自分を蔑ろにされたような
感覚が起き焦りがでて、
それが怒りという形であらわれた。
ということ。

つまり、
私の中に
「周囲には気を使うべき」
という偏りがあったのですね。

相手を許せない=自分の何かを許せない、
んですね。

それで、
私の場合は自分の何が許せないのか?
を掘り下げてみました。

そうすると、
私は気を使いすぎて、
思ったことをオブラートに包みすぎて、
自分さえ我慢すれば丸く収まると思って
我慢することが多い。
本当はこんな自分がすごく嫌だ。
というところにたどり着きました。

なので、まずは
気を使いすぎて我慢している自分が許せない。
を自分で許容すること。

そうすることで、
目の前(世界も相手も)のことが
許容できるようになります。

そして、
私は我慢しすぎている自分を
自分で許容できるようになれば、
我慢するべきという思い込みではなくなり、
それはただの私の価値観に変身します。

その思い込みが、
ただの価値観に変身していれば、
もし今回のように主人が
オブラートに包まず直接的に
何かを言って場が気まずくなったとしても、
焦って怒ったりすることがなくなります。

「もっと違う言い方をしたらいいのにー。」と
主人に伝えながらも、後を引かなくなります。

自分の価値観と違うことが起こって
反応してしまっても、
すぐにフラットに戻れるようになるのです。
中道から客観視できる状態。

「べき」「はず」
が強いと自ずと苦しんでしまうことが
多々ありますよ!というのが今回のお話。

そうならないように気を付けたとしても、
誰しもぶれてしまうことがあります。
もしそうなったら、
気づいたときにいつでも戻ればいいだけで、
何度もやっているうちに
戻れる速度は速くなります。

今日もそんなことを教えてもらいました。
かねやんから色々と教わるようになって半年。
私はそのあいだに、
3~4回、
周りに気を使いすぎて
我慢している自分が嫌だ。
と言っていたそうです。
今回のことも、
もうそれを手放していいよ!
というサインだとも教えてもらいました。

絞り出したモンブランよりも、
色々絞り出したでしょ?
とかねやんが言っていましたが、
本当に
モンブラン一つで
ここまで色々出てくるとは。

一つの物事も、
ただ過ごしてしまえばそれで終わりなんですが、
そこから何かを得ようとすると
こんなにも色々出てきますよ!
ということで、
今日はまとめます。

だいぶ長くなりましたが、
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました!!

※読み返し気がつきましたが、主人には自分の思ったことを我慢せず伝えられているので…関係性によっては全くオブラートに包むことなく発言するのでヒヤリとすることはありますが、私を最優先にしてくれていることが分かるから安心して思ったことが言えています。その点は何にも変え難く、主人に感謝しています。



















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