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性病・尖圭コンジローマなんて知らない!禁欲と3ヶ月再発率25%との戦いが始まる

2021年2月4日、都内のレディースクリニックにて私は性病「尖圭(せんけん)コンジローマ」と診断された。

先生は問診票を見ただけで「たぶん、尖圭コンジローマでしょうね。」と淡々と言ったあと、分娩台に乗せられた私の性器を軽くめくって診断を終えた。

尖圭コンジローマとは?

尖圭コンジローマとは、HPV(ヒトパピローマウイルス)の一種となるウイルス性感染症。男性も女性も、生殖器とその周辺にイボが出来る病気。

HPV(ヒトパピローマウイルス)は、100種類以上の型があるとされており、尖圭コンジローマを起こすのは主にHPV6型と11型。これらは発がんリスクの低いタイプのウイルスとされているよう。

しかも3ヶ月後の再発率は25%。しっかり治療をしていても4分の1が再びイボに悩まされる治りにくい病気。

主に性行為を通して感染する病気。ただし、例外もあるという記述もあるんだそう。

そもそも、感染症の知識がない私は性病の怖さについて32年間考えたことがなかった。

世の中には私よりセックスしてる人たちが溢れているし、HIV(エイズ)以外の性病については一切知らなかったし、興味もなかったし、リスクがあるなんて思っていなかった。

むしろセックスは、妊娠と、避妊と。悩むべきは、それだけだと思っていた。そこに、性病に関して考える思考は持ち合わせていなかった。

尖圭コンジローマの治療法

尖圭コンジローマの治療法は現在基本的に4種類あるそうです。よく治療されるのが、CO2レーザー療法と、ベセルなクリームだそうです。

外科的治療
・CO2レーザー療法
・凝固療法
・凍結療法

薬物療法
・ベセルナクリーム

ちなみに私が駆け込んだ都内レディースクリニックで言われた治療は、ベセルナクリーム一択。

そもそも、膣口を少し見ただけで、内部の診察・触診は一切してくれなかった。性器を診察してもらうことに慣れていない私は、恥ずかしさと、早く終わって欲しい気持ちから、そのまま診察室を後にする。

帰宅途中に、ひたすら病名を調べると、診察の丁寧さや、提示されなかった治療方法があったことを知り、少し不信感。

尖圭コンジローマの怖い点

尖圭コンジローマの何が怖かったって、とにかく画像検索結果と、知恵袋の口コミがえぐい。怖い。

病院の発信している記事によると子宮頸がんの発病リスクをあげるという記述も。

コンジローマは子宮頸がんと同じく、HPVの感染が原因です。外陰部にコンジローマ感染があると約40%に子宮頸部にもコンジローマの病変が合併します。そのため、コンジローマに罹患した方は子宮頸がん検査が必須です。コンジローマに感染していることが分かる前に行った子宮頸がん検査の場合でも、あらためて検査することをお勧めします。

ただの性病じゃなくて、命に関わる病気なのだと思うと本当に怖いし、不安になる。

2月4日の治療内容メモ

これらの基礎情報をもっと調べてクリニックに行けばよかったと思いながら、私が駆け込んだクリニックの医師が言っていたことを備忘録。

・薬を塗れば1週間ほどで治るでしょう。
・膣の中に塗ってもok(奥深くもok)
・セックスは3ヶ月ほど控えるのが良いでしょう
・パートナー(男性)へ伝えるのはどちらでも良い
→男性は症状に気付きやすい。伝えて病院に行っても症状が出ていなければ治療しようがない。よって、どちらでも良いという回答。

これらの診察は、読み漁った記事たちと結構かけ離れているので、次回はセカンドオピニオンとして別のクリニックに行こうと思う。

この禁欲3ヶ月をどう過ごすか

さて、本題に入ってこれから、再発をしないと想定する3ヶ月をどうすごすか。

セックスはしたいけど、死んでしまう確率が上がるのは嫌だから、しっかり禁欲する。ゴムをつけていても感染の確率があるし、相手に迷惑をかけたくない。

・5月4日までセックスしない
・3ヶ月免疫アップさせる
・この際とことん、ガンや病気について調べる

この機会を逆にプラスに捉えて、とことん向き合って、自分の体を大切にして、そして私のように得体のしれない「尖圭コンジローマ」で悩む人を少しでも減らせるように、毎日日記を書いて行こうと思います。

写真を載せることはできないけど、イラストで掲載をしてよりリアルに知ってもらえる工夫を心がける。

自分の完治と、今同じ悩みを抱えている人が少しでも気持ちが和らぐように、身をもって証明していきます。

まずはめざせ、1ヶ月後の3月4日までにイボ消滅!症状や発症については別途詳しくかいていきます。

noteを通して、たくさんの人が「尖圭コンジローマ」の存在を知り、実は性病って身近にあり、そしてがんに繋がる怖い病気の可能性を孕んでいることを頭の片隅に入れて欲しいと思う。

こんなウイルスに負けてたまるか!

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