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スペインとの大一番を前に必勝を誓うムシアラ「みんなのために、この大会で優勝するため全力を尽くすつもりだ」

――以下翻訳(『スカイスポーツ』より記事全文)

欧州選手権の準々決勝スペイン戦を前に、『スカイスポーツ』はドイツ代表のスター選手、ジャマル・ムシアラを独占取材した。ユリアン・ナーゲルスマン監督の及ぼす影響、今大会での好調なパフォーマンス、そしてトニ・クロースについて語ってくれた。

ムシアラは語る …

開幕前に行った『スカイスポーツ』のインタビューで、ドイツが欧州王者になると語った、あなたの理由は「ドイツで戦っているから」という発言について ...

「他に何を言えばいいのかわからなかったんだ(笑)。一瞬の出来事だったからね。でも、何か面白いことやクールなことが起こり、みんなが笑ってくれると、僕はいつも嬉しいんだ。だけど、実際にそうだと思うよ。ドイツで大会を開催することで、僕らに特別な力を与えてくれる。応援してもらっていると感じるね。国じゅうが応援してくれれば、多くのことが可能になると思うよ。」

欧州選手権の母国開催が、自身にとってどのような意味を持つかについて ...

「とても光栄なことだし、この場にいられることが本当に嬉しいよ。この国に誇りを生み、喜びをもたらしたい。こういった責任は、とてもやりがいを感じるんだ。」

ムシアラ:「本当に素晴らしいことだよ」

事実上の決勝とも言われるスペイン戦について ...

「タフな試合になるだろう。両チームとも、決勝の舞台に進むだけの十分なクオリティーを持っているからね。お互いに鼓舞し合い、この試合に勝てるという自信を持たなければいけないね。」

スペイン代表で要注意の選手について ...

「チームに付加価値を与えたり、危険な選手が多いね。ニコ・ウイリアムズ、ラミン・ヤマル、ペドリ ... 彼らはみな、独力で試合を決められるような選手ばかりだ。でも、僕らにも、そうした選手たちはいるし、だからこそこのチームに自信を持たなければならないんだ。」

スペインの神童、ラミン・ヤマルについて ...

「16歳でこのレベルにいるのは本当に凄いことさ!僕が16歳だった頃は、プロ選手たちと一緒に練習できるほどの身体能力はなかった。だが彼は、そのレベルでコンスタントにプレーし、ついていくことができている。本当に素晴らしいことだよ!」

ユリアン・ナーゲルスマン監督が自身のプレーに与えた影響について ...

「彼は僕に大きな信頼と自由を与えてくれるんだ。これは僕に必要なことでもある。自分の本能に従い、自由にプレーし、戻ってリカバーさえすればミスも許される。守備の仕事は重要なんだ。でも、自由も大事さ。彼はそれを与えてくれるね。信頼を感じるよ。バイエルンではすでに非常に良好な関係を築けていたし、今もそうだ。コーチングスタッフの皆から多くのインプットをもらえる。それがとても役に立っているんだ。」

EURO2024でも輝きを放つジャマル・ムシアラ。バイエルンのスター選手たちが絶賛するほどの手腕を持つ、ユリアン・ナーゲルスマン代表監督のおかげでもある。

今大会での自身の好パフォーマンスと、大会最優秀選手になれる可能性がどれほどあるかについて ...

「そんな事は頭にないよ。ただ、これまでの好調を継続したい。全力を出し切り、ゴールや優れたプレーでチームのために戦うだけさ。この欧州選手権で優勝するのは、大きな目標だ。そのあとにようやく個人賞がある。今はスペインを倒して準決勝に進み、チームとして勝ち上がっていくことに全力を注いでいるんだ。」

君はいつか世界最優秀選手になれると、以前、チームメイトのレロイ・サネが発言したことについて ...

「何て言えばいいんだろう。僕は常にベストを尽くし、成長し、より良いプレーをしようと努力しているんだ。そして、今後数年間にわたり、一歩一歩前進を続けていきたいね。いつか世界最優秀選手になれたら、それは苦楽を乗り越えた努力が報われたということだから、ひときわ嬉しいよ。」

ムシアラ「背番号10は子供の頃から好きな番号だった」

特別なモチベーションを与えてくれる、背番号10について ...

「背番号10は子供の頃から好きな番号だった。試合当日にドレッシングルームに入り、自分のロッカーに背番号10が置いてあるのを見ると、より一層やる気が出るんだ。誇りを感じながら身につけながら、それに見合った成果を残したいと思えるよ。」

トニ・クロースについて...

「彼について聞かれれば、何時間だって話せるよ。彼が選手として、人格者として僕らに与えてくれる影響は、とても重要なんだ。僕らを鼓舞してくれる。僕を含めた若い選手たちにとって、トニが後ろにいてくれるのは非常に心強いよ。そして、この国のため、コーチングスタッフのため、単に僕ら全員のために、この大会で優勝するために全力を尽くす。それが僕らのモチベーションなんだ。」

10部リーグであろうとブンデスリーガであろうと、ほとんどすべてのサッカー選手に共通するものがある。それは、試合当日のルーティーンだ。ジャマル・ムシアラも、『スカイスポーツ』だけに、マウルタッシェをいつ食べるかを教えてくれた。

大事な試合の前に行うルーティーンについて ...

「どんな試合であろうと、僕はいつも同じルーティーンがあるんだ。リラックスして、落ち着いて1日を過ごすことが大事なのさ。睡眠をしっかりと取って、相手チームのことはあれこれ悩まない。できるだけ周到に準備する意味でも、戦術的なことも少し考えておかないとね。マウルタッシェはどうかって?いや、いつも試合に勝ってからのご褒美だよ!(笑)」

▼元記事
Jamal Musiala spricht bei Sky exklusiv über EURO 2024, Julian Nagelsmann & Toni Kroos | Fußball News | Sky Sport

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