私にとったらナショナルジオグラフィック級
CAUTION! 爬虫類が苦手な方は読まないでください
私が住んでいる所は、5分も車を走らせればマックもスタバもあり、高速にもヒョイと乗れる。でも、国立公園の程近く、地形から言うとその中に住んでいると言っても過言ではないくらいのところ。
家も自然の地形そのままに谷と谷の間に建っているし、そこかしこに野生の動物がいて、車にひかれた動物たちが路上に転がり始めることで春の訪れを知り、強風が吹けば大木が倒れて道路封鎖は日常茶飯事、真剣白刃取りに失敗したみたいに家が倒木で真っ二つなんてこともある。天災による停電なんてもう慣れた。
何が言いたいかといえば、それくらい自然と隣り合わせで暮らしているということなのだけれど、私には死ぬまでに見たいものリストというものがあってそのチャンスを逃さないように日々目をこらし生活をしている。
<死ぬまでにみたいものリスト>
●カマキリの孵化するところ
●鳥の巣だつ瞬間
●近くできつね ✔遠くからきつね
✔️キツツキの木をつつく所
✔️蛇の食事
あの日あの時、あの場所でキミに逢えなかったら、僕ぅらはいつまでも見知らぬ二人のまま。と小田和正も歌っている。正にある日の午後、私があの場所にいなかったなら!
とはいえ、うちの玄関先というかなり身近なところで事件は起こった。
かさかさっと何かが素早く動く気配がしたので覗いてみると、そこには信じられない光景が。
へびくんがカエルちゃんを見事にキャッチ。私のアドレナリンは一気に急上昇!
この時点でへびくんが捕らえているのが後ろ右足のみ、ここからどうやって進んで行くのでしょうか。
このカエルちゃんめちゃくちゃカメラ目線くれます。かわいそうだけれど、へびくんも生きていかねばなりません。このまま静観します。
カエルちゃんは体を膨らませて抵抗しています。へびくんは顎外してる?下顎のストレッチ感、鱗と鱗の間に隙間が。すごい素材。カエルちゃんの下半身はもうへびくんのお口の中に。
食後。なんだか食べたったで、と言わぬばかりのキリっとした表情のへびくん。
ここに至るまでにだいたい3時間。じっとみているわけにもいかないので出たり入ったり、子供を習い事に連れて行ったり。へびくんの一生のうちこれくらいのビッグミールはいったい何回あるのでしょうか。
大きな自然の中にいると、自分が自然の中に住まわせてもらっているという気付きがあります。私達が中から外観を覗いているのではなくて、彼らが私達を不思議そうにみているのかも?
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