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施術における評価
こんにちは。
今回は施術時に評価の進め方で学んだお話をします。
施術における評価の重要性は、治療の効果を最大化し、患者の健康状態を改善するために必要不可欠です。
施術に限らず、全てにおいてそうだと思いますが。。。
ここをないがしろにしてしまうと、中が見えない箱に手探りで中身を当てることと同じになってしまいます。
一概に評価と言っても多くの項目があります。
健康状態や運動器の状態。また症状、既往歴、生活習慣、精神状態、生活環境などなど、多くの項目があります。
新人当初はこれらを一つ一つ聞いていました。
が、時間がいくらあっても足りません。。。
もちろんこれらの状況を確認・評価することは重要なのですが、現実には一人の患者さんに費やす時間は限られているのです。
なので私は患者さんに「何が一番の目的なのか?」について最初聞くようにいたしました。
そうすることで評価の優先順位が見えてきて、的を絞った話ができるようになりました。
もちろん評価は施術の中でもします。施術=評価ですので、はっきり区別することはしないようにしています。
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評価項目
先にも述べましたが、評価内容は患者さんによって異なります。
ただ、ここでは私が一般的に伺う内容を示していきます
施術開始前の評価は、患者の現在の健康状態や症状、病歴、生活習慣などを把握するために行います。
この段階で得られた情報は、計画を立てる基盤としています。
次に、中間評価は施術の進行状況をモニタリングし、必要に応じて計画を修正するために行います。
患者さんの反応や症状の変化を観察することで、治療が期待通りに進んでいるか、または新たな問題が発生していないかを確認してゆきます。
最後に、施術終了時の評価は、総合的な効果を確認し、今後の管理計画を立てるために行われます。治療が完了した後も、患者の健康状態を維持するためのフォローアップが必要だからです。
ここで一番大切なのはにコミュニケーションスキルが大切だと感じました。
良い情報を引き出すためには、患者さんが施術者を信頼していただき、安心して話ができる環境づくりが大事なのではないでしょうか。
つまりは「はい」、「いいえ」だけではなくオープンクエスチョンにする必要があるのです。
ついつい論理的に話を進めていくと、尋問形式になってしまい、ぎこちない関係になることがしばしばありましたので反省しています。
そのうえで理想的な評価は標準化されていて、信頼妥当性があり、尺度が明確のうえ、実用性があるなどの評価を心がけています。
毎回自分の評価を評価して、一人よがりの施術にならぬよう心掛けています!
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